エイミー・アダムス、傑作ミュージカル「Dear Evan Hansen」映画版に出演 ─ 自殺した高校生の母親演じる

『魔法にかけられて』(2007)『メッセージ』(2016)などで知られる女優エイミー・アダムスが、傑作ブロードウェイ・ミュージカル『Dear Evan Hansen(原題)』映画版に出演することがわかった。米Deadlineが報じている。
『Dear Evan Hansen』は、孤独な高校生エヴァンの成長物語。エヴァンは、自分宛てに書いた手紙が自殺した同級生コナーのポケットから発見されたことから、遺族に対して“自分はコナーの親友だった”と嘘をつく。これをきっかけに孤独だったエヴァンの生活は一変していくのだ。
アダムスが演じるのは、コナーの母親シンシア・マーフィー。ミュージカル版では、自分と家族の評判しか考えない女性として描かれている。アダムスのほかコナーの継父役として、「コールドケース 迷宮事件簿」(2003-2010)ダニー・ピノの出演も決定。同キャラクターは映画版の為に考案されたという。
アダムスとピノのほかキャストには、ミュージカル版からエヴァン役を続投するベン・プラットをはじめ、『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』(2019)ケイトリン・デヴァー、『ヘイト・ユー・ギブ』(2018)アマンドラ・ステンバーグらが名を連ねている。
監督は『ウォールフラワー』(2012)『ワンダー 君は太陽』(2017)のスティーヴン・チョボスキーが、脚本は舞台の戯曲を執筆したスティーブン・レベンソンが務める。プロデューサーには、『ラ・ラ・ランド』(2016)を手掛け、ベン・プラットの実父としても知られるマーク・プラットが就任。音楽は、『ラ・ラ・ランド』、『グレイテスト・ショーマン』(2017)などで知られるベンジ・パセック&ジャスティン・ポールが舞台版に続いて手がけることになる。
女優として多忙を極めるアダムスは今後の出演作として、ジョー・ライト監督『ウーマン・イン・ザ・ウインドウ(原題:The Woman in the Window)』、ロン・ハワード監督のNetflix映画『Hillbilly Elegy(原題)』、アダム・マッケイ監督との再々タッグ作「Kings of America(原題)」などを控えている。
Source: Deadline(1,2),Dear Evan Hansen Fandom