『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ジェームズ・ガン監督、ドラックス主人公のR指定映画に興味あり

ジェームズ・ガンがDCコミックスの悪党集団を新たに映画化する、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』は米国ではR指定を受けている作品だ(日本ではR15+)。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のようなファミリームービーとは異なるわけだが、ガンはドラックス(デイヴ・バウティスタ)を主人公としたR指定映画の製作に前向きな姿勢を示している。
IndieWireの取材に登場したガンは、マーベル・スタジオがR指定のMCU作品を今後製作する可能性について問われたところ、「僕は作られると思っています」と返している。現時点では、R指定のMCU作品として『デッドプール』シリーズ第3作が企画されているため、ガンが話すようにこれは実現されそうだ。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのR指定作品化については、「ファミリームービーだからなしでしょう」「寓話なので考えてもいません」と消極的な様子を示した。もっともガンは、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーのひとりであるドラックスの単独作品であれば、「ぜひやりたい」と続けている。「野蛮なドラックスのようなR指定作品を作ってみたいです」。ドラックス・ザ・デストロイヤー映画が仮にも実現したら、ドラックスが容赦なく敵を切り裂き、血しぶきが激しく飛び散るような過激な作品になりそうだ。
ガンはあくまでも意欲を示しているだけであって、企画が始動しているわけではないが、バウティスタは過去に、ディズニーにドラックスの単独映画を提案したことがあったのだという。もっともこちらは却下されてしまったようだが、実現した際には続投してくれるかもしれない。一方でガンとバウティスタは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』をもってシリーズから離れる意向も示しているが、果たして……。
▼ジェームズ・ガンの記事
『スーパーマン』続編、スーパーマンと宿敵レックス・ルーサーが手を組む物語に ─ 「スーパーマン映画であり、レックス映画でもある」とジェームズ・ガン 昨日の敵は今日の友 『スーパーマン』続編『マン・オブ・トゥモロー』にジャスティス・ギャング再登場か ─ 出演者たちが続投示唆 おなじみのメンツ 『スーパーマン』続編、2027年7月米公開決定 ─ タイトルは『マン・オブ・トゥモロー』、レックス・ルーサーが逆襲か 2027年の夏もスーパーマン! 『スーサイド・スクワッド』アマンダ・ウォラーのドラマは企画存続、ジェームズ・ガンが認める まだまだ準備中 クリス・プラットがバットマン役の可能性、「ない」とジェームズ・ガン ─ 「他の役ならイエス」 「それならワンダーウーマンは?」
Source: IndieWire