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『ドクター・ストレンジ/MoM』は「観客の頭を混乱せる」とベネディクト・カンバーバッチが予告

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
(c) Marvel Studios 2022

マーベル・シネマティック・ユニバース最新作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』はタイトルから分かるように、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に続き、異世界への扉が開く「マルチバース」をテーマにした作品だ。

よって、他のMCU作品のキャラクターや、旧20世紀FOXが製作したマーベル映画のキャラクターが登場するのでは……、と数々の憶測が飛び交っている。すでに、『マルチバース・オブ・マッドネス』の最新予告編では『X-MEN』シリーズのプロフェッサーXらしき人物がほのめかされており、ポスターにはマーベル・アニメシリーズ「ホワット・イフ…?」にフィーチャーされた、キャプテン・カーターの存在を匂わすユニオンジャックのシールドも確認されている。

『ノー・ウェイ・ホーム』を凌ぐカメオ出演やサプライズが飛び出すことが期待されているが、米Empireの取材で、ドクターストレンジ役を演じるベネディクト・カンバーバッチが続編について言及。「一度、監督がサムになったら、それは常にサム・ライミの映画です。皆さんの頭は混乱するでしょう」と答えている。

続編は、第1作でメガホンを取ったスコット・デリクソンが監督として続投するはずだったが、創作上の違いを理由に降板。その代わりにライミがメガホンを取ることになった訳だが、アメコミファンの間でトビー・マグアイア版『スパイダーマン』3部作で最も知られる監督は、もともとホラー畑の出身だ。1981年に公開された『死霊のはらわた』を皮切りに、次々に続編やフランチャイズを展開してその名を轟かせたライミが、『マルチバース・オブ・マッドネス』にお得意のホラー要素を投入していることは想像に難くない。ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ役で出演するエリザベス・オルセンも、続編を「狂気に満ちた映画」だと称し、「ホラーショーのような雰囲気を目指しているのは間違いないですね」と話していた。

カンバーバッチとオルセンのコメントから察するところ、『マルチバース・オブ・マッドネス』は至る所で“ライミのホラー節”に混乱させられそうだ。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は2022年5月4日 (祝・水)に日本公開。

Source:Empire

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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