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『ドクター・ストレンジ/MoM』は超秘密主義、『アベンジャーズ/エンドゲーム』級の厳戒態勢 ─ 「とんでもないサプライズが大量に」と米記者

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
©Marvel Studios 2022

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』には、どうやら観客の想像をしのぐサプライズが待ち受けているようだ。マーベル・スタジオは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)に匹敵する超秘密主義をもって劇場公開を迎えようとしている。

Collider、Screen Rantなど米国の大手映画メディアに携わるロブ・キース記者は、このたび「『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』はとんでもないサプライズとネタバレ、新事実でいっぱい」との情報をTwitterにて伝えたディズニー/マーベル・スタジオは情報漏洩を避けるべく、取材陣を対象とする試写を一切行わない予定で、取材後のプレミア・イベントが初めての全編試写になるとのこと。キース氏は「『スター・ウォーズ』レベルの秘密主義だ」と記している。

同じく「『スター・ウォーズ』『エンドゲーム』級の対応だ」と書いているのは、米Fandangoのエリック・デイヴィス氏だ。いわく「5月2日(米国時間)までは誰も映画を観られない」とのことで、プレミア上映後にSNSでのリアクションが解禁、レビューは翌3日の朝より掲載される予定だ。

もっとも、本作に大量のサプライズが盛り込まれていることは以前から示唆されていた。2021年秋からの再撮影・追加撮影は約6週間に及ぶ膨大なボリュームで、一部では「マルチバースを楽しめる内容にすべく、さらなるカメオ出演者を投入し、複数のキャラクターを登場させる」ことが決まったとも報じられたのである。再撮影は2022年3月になっても続けられていたほか、マーベル・スタジオの幹部であるヴィクトリア・アロンソ氏は「一年間話題になる」ほどの内容とも予告している

MCU作品のネタバレといえば、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のビッグ・サプライズが公開前から流出していたことも記憶に新しい。おそらく本作も公開後から映像の流出などは避けられないだろうが、マーベル側は最大限の対策をもって公開に臨む構えだ。日本公開日は、本国のプレミア・イベントの翌日にあたる5月4日。同日より世界各国で順次封切りとなる。うっかりネタバレをしてしまわないよう、周囲にはくれぐれもご配慮を。

映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は、2022年5月4日(水・祝)に日本公開。

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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