『ドクター・ストレンジ』続編、再撮影にベネディクト・カンバーバッチが参加へ ─ 「作品をもっと良くするため」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品『ドクター・ストレンジ』(2016)の続編映画、『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題:Doctor Strange in the Multiverse of Madness)』の再撮影が、2021年11月から12月の間に開始されることがわかった。同年9月には、ワンダ・マキシモフ役で「ワンダヴィジョン」(2021)から再登場するエリザベス・オルセンの再撮影終了が明かされていたばかりだ。
2020年11月に開始された『ドクター・ストレンジ』続編の主要撮影は、コロナ禍の影響による一時的な中断を経て、2021年4月頃に終了したと思われる。9月には、ヘアスタイリストのSNS投稿により、ワンダ役のオルセンが再撮影・追加撮影に臨んでいたことが明かされていた。しかし、このたび米番組Todayにリモート出演した主演のベネディクト・カンバーバッチは、11月より再撮影を控えているという。
キャスターから続編に関する進捗を訊かれたカンバーバッチは、「とてもワクワクしています。監督はサム・ライミですから、ずば抜けたことに期待してください」と作品を予告。その上で、「もっと良くするために、11月か12月から部分的な再撮影を控えています」と明かした。
もっとも、今回の再撮影が2度目かどうかは定かでなく、当初からオルセンとカンバーバッチが別々で参加することになっていたことも考えられる。その一方で、カンバーバッチが参加する再撮影が、さる10月18日(現地時間)に発表された本作の公開延期を受けて決定された可能性もある。
新たな公開日は、約2ヶ月半の繰り下げとなる2022年5月6日。カンバーバッチが作品を「もっと良くするため」と語っていたように、ストーリーに調整や修正がなされたのかもしれない。
なお、本作の延期とあわせて、『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題)』や『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー(原題)』など、他のMCU新作の公開日も繰り下げられている。詳しくは以下にて確認してほしい。
Source: Today