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『ファンタビ』ダンブルドアはグリンデルバルドを「愛していた」、 ふたりの関係は今後ディープに ─ プロデューサーが明言

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.

『ハリー・ポッター』シリーズの著者J.K.ローリングが「ダンブルドアはかつてゲイだった」との設定を明かしたとき、世界中のファンは騒然となった。悪に染まる以前のグリンデルバルドと恋に落ちていたというのだ。

この関係は、ダンブルドアやグリンデルバルドの若き日が登場するシリーズ2作目『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018)で描かれると期待されていたものの、デヴィッド・イェーツ監督が2018年1月時点のインタビューで「明示することはないでしょう。でもファンの方なら全員気づくと思いますよ」と答えていたことから、一部のファンから「なぜこの設定を活かさないのか」との反発を招いていた。

では、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』に続く『ファンタビ』シリーズ3作目以降ではどう描かれていくのか。本作のプロデューサーであるデヴィッド・ハイマンは、米Colliderのインタビューで今後のダンブルドア像について語っている。

この記事では、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の内容に触れています。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
© 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Wizarding WorldTM Publishing Rights © J.K. Rowling WIZARDING WORLD and all related characters and elements are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc.
ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.

ダンブルドアとグリンデルバルドの関係、これからディープに

デヴィッドは、『ファンタビ』シリーズが進むにつれダンブルドアがより深く描かれていくと明かす。「そう、ダンブルドアは今作では紹介程度。物語が進んでいくにつれ、もっと重要になっていきますよ。

本作のプレス資料にも、ダンブルドアを演じたジュード・ロウによる次の言葉が記されている。「ダンブルドアがホグワーツの偉大な校長になるのは、まだ先の話」「この時点では、むしろ青年に近い」「とくにおもしろかったのは未来のダンブルドア校長につながる基礎を築くことだった。それと同時に成長したり、学習したり、失敗を重ねたりする余地も残したんだ。このシリーズではダンブルドアの成長も描かれるんだよ。

この発言と噛み合うように、デヴィッドはこの度のインタビューで「ダンブルドアの描かれ方は、『ハリー・ポッター』映画で見られたものとは違ってくると思います」と述べている。「どのようにして(『ハリー・ポッター』での人物像が)完成されていくのか、ということです。」

過去に闇を抱えたダンブルドアの人物像については、ファンの間でも大きな関心ごとのひとつだ。ダンブルドアは人を導く存在なのか、それとも操る存在なのか。少なくともジュード・ロウは、本作ジャパンプレミアの壇上で「エディ(・レッドメイン、ニュート役)はダンブルドアについて”人を操る”と言いますが、僕は”人を指導する”力があるんだと思う」と語っていたが、一方でデヴィッド・ヘイマンは怪しげな表現を用いている。

「みんな知っていることですが、ダンブルドアはパペット・マスター(=人形遣い、黒幕)で、今回もそういうところがある。ハリーに対してそうしたように、ニュートのこともちょっぴり操っているんですよね。ニュートがニューヨークに行ったのって、若干ダンブルドアのせいでもあるし。」

ダンブルドアは潔白ではない。だからこそ、”黒い魔法使い”グリンデルバルドとは惹かれ合うのだとデヴィッドは続ける。

「ダンブルドアには悪魔がいる。ダークサイドがある。事実、ダンブルドアとグリンデルバルドは非常に近しい存在なのです。彼は、グリンデルバルドのことを邪険にできないんですよ。彼を愛していた。今作ではその愛に触れる程度でしたが、これからディープになっていきます。」

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.

『ファンタビ』が巧みなのは、ダンブルドアとグリンデルバルドという禁断の恋愛関係を、“示唆”で留めていること。まさに、2018年1月時点で監督が予告していたように「明示することはない」格好となったわけだ。確かに、”まったく描かれなかった”わけでもなく、”露骨に描かれた”わけでもない。分かる人だけが分かる繊細なタッチで捉え、残された大部分はファンの想像に任された。ブロマンスを期待したファンはおあずけを食らったわけだが、「今のところはここまで。一本の映画で、全部は描ききれませんからね」とデヴィッド。「でも、はっきりと示唆されていたでしょう。”友達以上の関係なんだ”って。」

デヴィッドが「これからディープになっていく」と語っている以上、次回作以降での描写が気になるところだが、残念(?)ながら、「2人の関係がうまくいっているところは見られないと思います。見たい人もいるでしょうけど」とのこと。

「でも、”これは何かあるな”という感覚は分かったでしょう。ダンブルドアの悪魔の部分、グリンデルバルドの魅力と力が描かれましたが、これから展開されていきますよ。」

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/fantasticbeasts/

Source:Collider

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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