『デューン 砂の惑星 PART3』原題が決定 ─ 全編IMAXカメラ撮影ではない

ティモシー・シャラメ主演のSF超大作『デューン 砂の惑星』シリーズ第3作の原題が、『Dune: Part Three』となることに決まったようだ。米Varietyなどが伝えた。
2021年公開の1作目の原題は『Dune』で、邦題は『DUNE/デューン 砂の惑星』。2024年の2作目は『Dune: Part Two』『デューン 砂の惑星 PART2』だった。
3作目も前作に倣う原題となった。これまでは原作小説に倣って『Dune: Messiah(デューン:メサイア)』と暫定的に呼ばれていた。
2025年夏より開始とされた撮影もまもなく始まる。全編IMAXカメラで撮影されるとの情報もあったが、実際のところは一部になるという。
第3作は、原作小説『デューン 砂の惑星』の続編にあたる『デューン 砂漠の救世主』に基づく内容となる見込み。物語は、『PART2』のラストでも描かれたポールの王座奪還から12年後のアラキスが舞台。未来を視るクイサッツ・ハデラッハとなったポールは皇帝として国を治めながらも、内部での裏切りや外界で密かに企てられる陰謀に苛まれていく。
ティモシー・シャラメ演じるポールやゼンデイヤ演じるチャニに加え、『PART2』より登場したフローレンス・ピュー演じる皇女イルーランや、アニャ・テイラー=ジョイ演じるアリアが重要な役どころを担ってくる。ダンカン・アイダホ役のジェイソン・モモアも1作目ぶりに戻ってくる。
監督のドゥニ・ヴィルヌーヴは引き続き多忙だ。本作を仕上げ終えたら、次はAmazon MGM Studiosとともに『007』新ジェームズ・ボンド映画の監督業に移ることになる。『デューン』映画シリーズが継続されようとも、ヴィルヌーヴはこの第3作で現場を離れることとなる。
『Dune: Part Three(原題)』は2026年12月18日に米公開予定。
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Source:Variety