『DUNE/デューン』前日譚ドラマが撮影休止、主要キャスト&監督が離脱

映画『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021)の前日譚ドラマ「Dune: The Sisterhood(原題)」の降板劇が続いている。主要キャストのひとりであるシャーリー・ヘンダーソンと、エピソード監督のヨハン・レンクが離脱することがわかった。米Deadlineが伝えている。
ブライアン・ハーバート&ケビン・J・アンダーソンのSF小説を基にするドラマ「Dune: The Sisterhood」は、『DUNE/デューン』の1万年前が舞台となる物語。ハルコンネン家の姉妹ヴァリヤとトゥーラが人類の未来を脅かす勢力と戦い、女性のみの秘密結社「ベネゲセリット」を創設する。
レンクは第1話&第2話の監督と製作総指揮を務める予定だったが、このたび同プロジェクトから離脱。2022年11月に開始した撮影は中断となり、現在レンクの後任を探しているという。また、トゥーラ役に抜擢されたシャーリー・ヘンダーソンも降板したため、今後は同役のリキャストが行われるとのことだ。本作はこれまでにも、共同ショーランナー・製作総指揮・共同脚本のダイアン・アデム=ジョンが降板し、アリソン・シャプカーが単独ショーランナーに就任した経緯がある。
HBO Maxの広報担当者は声明を発表し、「『Dune: The Sisterhood』は事前に予定されていた休止期間に入ります。可能な限り最高のシリーズを作り、原作に忠実であるために、クリエイティブ上の変更をいくつか行います」と現状を説明。レンク&ヘンダーソンの降板に関しては、「ヨハン・レンクはこのシリーズでの仕事を終え、新しい監督を迎えることになります。両者の合意の上、ヨハンは他のプロジェクトを進めるために離脱します。また、シャーリー・ヘンダーソンはシリーズから離れ、トゥーラ・ハルコンネンを演じることはありません」とだけ述べた。
降板の理由は明かされていないが、原因としてふたつの説が浮上しているようだ。ひとつ目は、ブダペストで撮影が始まった頃、アデム=ジョンの降板によって脚本の大幅な書き直しを余儀なくされたという説。ふたつ目は、レンクの作家的アプローチと、本作に対するHBO Maxのビジョンとがかみ合わっておらず、映画版のルックとかけ離れていたため、降板につながったという説だ。なお、レンクが撮影した映像が最終的に使用されるか否かは、後任の監督次第との見方が強い。
また、現在の休止期間についても、相反する見解が出ている。Deadlineによれば、制作に近しいある関係者は、もともと冬季に撮影を中止する計画があったと主張。一方で、脚本を書き直し、後任の監督を見つける期間を設けるため、撮影が7カ月延期されたと指摘する者もいるという。撮影延期がキャスト全体のスケジュールに大打撃を与えることは間違いなく、これによってさらなる降板やリキャストにつながる可能性もささやかれている。
これまで主要キャストとして明らかになっているのは、ハルコンネン家の姉妹ヴァリヤ役を演じる「チェルノブイリ」(2019)のエミリー・ワトソン、デズモンド・ハート役を演じる「ヴァイキング 〜海の覇者たち〜」(2013-2019)のトラヴィス・フィメル。その他、「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)のインディラ・ヴァルマ、『プロジェクト:ユリシーズ』(2020)のサラ=ソフィー・ブースニーナ、「ザ・ツーリスト 俺は誰だ?」(2022-)のシャローム・ブリューヌ=フランクリンらが名を連ねている。
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Source:Deadline





























