『アベンジャーズ/エンドゲーム』米国興行収入『アバター』抜いて歴代第2位に ─ 世界興収の記録更新も迫る

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』の米国興行収入が『アバター』(2009)を抜いて歴代第2位となったことがわかった。
米Box Office Mojoによれば、2019年5月19日(米国時間)時点で本作の米国興収は7億7,080万5,870ドル。『アバター』の7億6,050万7,625ドルを現時点で約1千万ドル上回っており、米国で『エンドゲーム』人気が衰えていないことを示してみせた。現状のペースであれば、歴代第1位である『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)の9億3,666万2,225ドルを抜くことは難しいと思われるが、どこまで同作に迫れるかは世界興収記録を鑑みても大きなポイントとなるだろう。
その世界興行収入については、公開直後から、同じく『アバター』を超えての歴代記録更新が見込まれている。5月19日時点で本作の世界興収は26億1,480万5,870ドルを記録。『アバター』の保持する27億8,796万5,087ドルまでは差額1億7,300万ドルと迫っており、記録更新の可能性は引き続き高いとみられている。
ただしMCU作品に限らず、多くのヒーロー映画は劇場公開直後に爆発的ヒットを示す一方で、長期的に大きな動員を継続することは難しい傾向にある。本作もまたその例外ではない推移をみせているため、記録更新の場合も『アバター』に大きな差をつけられるかはわからなくなってきた。すべては、今後の『エンドゲーム』が興収面でどこまでの粘りを見せるかにかかっている。
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は2019年4月26日(金)より全国公開中。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-endgame.html
Source: Box Office Mojo