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【ネタバレ】『アベンジャーズ/エンドゲーム』◯◯◯アベンジャーズ◯◯、実現の裏に慎重な検討あった

アベンジャーズ/エンドゲーム
ⒸMarvel Studios 2019

クライマックスの女性版アベンジャーズ集結、実現の裏に慎重な検討あった

アベンジャーズとサノス軍が激突する中、インフィニティ・ストーンが設置されたグローブはヒーローたちの決死のバトンリレーで運ばれていた。ホークアイからブラックパンサー、そして今はスパイダーマンが絶対に放すまいと抱えている。

サノスの軍艦が地上に集中砲火を降らせると、銀河の彼方からキャプテン・マーベルが到来。いとも容易く軍艦を打ち破り、地上に降りては満身創痍のピーターを見つける。「やぁ、僕はピーター・パーカー」「ハイ、ピーター。私が運んであげようか?」

石を狙う敵軍勢を前に、「突破できるかな」と怯むピーター。そこにオコエも現れる。「心配いらない。我々が守る。」オコエに続いて、ヴァルキリー、シュリ、スカーレット・ウィッチ、マンティス、ワスプ、ペッパーが続々と集結。そこにガモーラとネビュラも加わり、アベンジャーズの女性メンバーが勇ましく立ち向かっていく。

The New York Timesに本作脚本のクリストファー・マルカスとスティーブン・マクフィーリーが語ったところによれば、この演出にあたって製作陣は相当な協議を重ねたという。

論点は「これは素晴らしいのか、それとも媚びているのか」。女性ヒーローを集結させて見せ場を作る演出が、かえって女性につけ込んでいると見られる恐れはないかと懸念したいうことだ。何度も話し合いを重ねた結果、「最終的にはすごく気に入っています」とマクフィーリー。

「『アベンジャーズ』の醍醐味といえば、」とマーカスは説明する。「やっぱり集結でしょう。マーベルにはキャラクターの数の蓄積がたくさんある。ヤバいエイリアンがいれば、カッコいい女性もいるんですよ。」

 
 
 
 
 
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ちなみにこのシーンで形勢逆転の一手となったキャプテン・マーベル役のブリー・ラーソンは、実際に女性ヒーロー版『アベンジャーズ』の実現に興味を抱いていた。ヴァルキリー役テッサ・トンプソンは、女性ヒーローを演じている女優たちが揃った際、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長に“女性ヒーローのチームアップ映画”を提案したこともあったという。そのコンセプトは『エンドゲーム』クライマックスの見せ場でダイナミックに実現したわけだが、願わくば”ナターシャにも見せたかったな。”

映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は2019年4月26日(金)より全国公開中

『アベンジャーズ/エンドゲーム』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-endgame.html

Source:NYT

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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