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『エターナルズ』ヒーロー組、撮影終盤はヘトヘトだった ─ 人間を演じたキット・ハリントンが証言

エターナルズ
(c)Marvel Studios 2021

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『エターナルズ』で人間のデイン・ウィットマンを演じたキット・ハリントンから見て、スーパーヒーローを演じたキャストたちの疲労ぶりは相当なものだったようだ。キットは米Varietyとの取材で、撮影当時を振り返っている。

本作は、これまでのMCUを支えてきたアベンジャーズに匹敵するほどの最強チーム、エターナルズの誕生を描く作品。リチャード・マッデンが演じるイカリスやアンジェリーナ・ジョリーが演じるセナをはじめ、このチームは宇宙最強のヒーロー10人で構成されている。

歴代MCU作品のように本作でも激しいアクションが見られるが、これに挑んだキャストはヘトヘトだったそう。全行程の終盤で撮影に合流したというキット・ハリントンが、現場での驚きを語った。

僕は残り数週間というタイミングで撮影に参加しました。最初の(脚本の)読み合わせに参加した時は、みなさんも生き生きとした顔つきでした。けれど終盤になって現場に行ってみると、皆やつれていて、バテバテでした。

それでは、アクションに挑んだキャストは実際にどう思っていたのだろう。2021年9月には、“全能”といわれる無敵のヒーロー、イカリス役を演じたリチャード・マッデンが撮影の過酷さをしっかりと語っていた。「ワイヤーに吊るされていた時間がたくさんあったんです。僕のキャラクターは空を飛べるんです。肉体的にすっごく疲れ果ててました」と。

2019年8月までに開始されていたとされる『エターナルズ』の主要撮影が終了したのは、2020年2月。群像劇の本作で、それぞれのキャストがどれだけの期間を過ごしたかは定かでないが、いずれにしても6ヶ月の撮影は決して短いとは言えない。

ちなみに、人間役での出演となったキットは、“職場”までの立地も好条件だったようで、「ロンドンで撮影したのですが、自宅から通っていました」と語っている。こうした上で、「僕にとっては全てが素晴らしい経験でした。映画では(MCUの世界の)人間たちを映し出す人(デイン)を演じればよかったので、役柄もすごく気に入りました」と振り返った。

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Source: Variety

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。