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マーベル新作『エターナルズ』は『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の物語 ─ きっかけとなる「悲劇」とは

エターナルズ

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のフェイズ4に登場する新作映画『エターナルズ(原題:The Eternals)』が、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)後の世界を舞台とすることがわかった。米ウォルト・ディズニー/マーベル・スタジオが正式に発表した。

2020年1月14日(米国時間)、ディズニーは『エターナルズ』をはじめとする2020年の作品ラインナップとともに、『エターナルズ』のシノプシス(あらすじ)として、以下の文章を公開している。

「マーベル・スタジオによる『エターナルズ』には、マーベル・シネマティック・ユニバースにおけるスーパーヒーローの胸躍る新チームが登場。古代のエイリアンは、数千年もの間、ひっそりと地球に暮らしてきた。ところが、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の出来事に続き、予期せぬ悲劇が彼らの存在を公にすることとなる。人類にとって最古の宿敵、ディヴィアンツに立ち向かうために手を組むのだ。」

エターナルズは巨大宇宙種族・セレスティアルズが人類への遺伝子実験で生み出した種族で、ほぼ不死の肉体とスーパーパワーが与えられている。その誕生と時を同じくして生まれたのが、邪悪な種族・ディヴィアンツ。人類史の裏側にはエターナルズとディヴィアンツが存在したという設定だ。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長いわく、『エターナルズ』は7,000年もの時間を描く物語で、「MCUのすべてが変わる」という

『アイアンマン』(2008)に始まったMCUは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』をもってひとつの区切りを迎えた。来たる『ブラック・ウィドウ』(2020年5月1日公開)は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)直後を描く前日譚映画なので、『エターナルズ』は『エンドゲーム』後の世界を主な舞台とする、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)以来の作品となる。気が遠くなるほど長い時間を視野に収めることも含めて、MCUの未知なる側面が、時間・空間の両面から掘り下げられていくことは間違いないだろう。

ところで気になるのは、シノプシスにて言及されている『エンドゲーム』後の「予期せぬ悲劇」だ。これは『エターナルズ』冒頭で起こる、まだ誰も知らない出来事なのか、それとも『エンドゲーム』の結末でヒーローたちにもたらされた“悲劇”を指しているのか……。

映画『エターナルズ(原題:The Eternals)』は2020年11月6日に米国公開予定。監督は『ザ・ライダー』(2017)のクロエ・ジャオ、脚本はマシュー&ライアン・ファーポが務める。

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Source: Newsarama.com

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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