マーベル『ファンタスティック・フォー』ギャラクタス降臨決定 ─ 『ハリー・ポッター』ラルフ・アイネソンが演じる

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)新作映画『ファンタスティック・フォー』に、マーベル・ユニバース最大の脅威の一人であるギャラクタスが実写登場することが明らかになった。米The Hollywood Reporterが伝えた。
“コズミック・ビーイング”であるギャラクタスは人智を超えた存在であり、宇宙の災厄の化身とも言える。文字通りマーベル最大、宇宙空間にそびえ立つ超巨大な身体と、邪悪な司祭のような青紫の姿が特徴的だ。行く先々で惑星を捕食し続け、幾つもの文明に崩壊や破滅をもたらした。しかしシルバーサーファーがギャラクタスを地球に導いた時、地球のヒーローたちによって返り討ちにあう。ある視点でギャラクタスは、生命のバランスを司る重要な存在とみなされることもある。
マーベル・ユニバースにおいては“ラスボス”級の存在となるキャラクターであり、実際にゲーム『MARVEL VS. CAPCOM 3』ではラスボスとして登場し、プレイヤーを握りつぶしにかかる。2007年の映画『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』では、原作から大きく改変された雲のような存在として描かれた。
ギャラクタスほどの大物ヴィランとなれば、『ファンタスティック・フォー』映画一本で処理してしまうには勿体無いだろう。今後のマーベル・ユニバース作品にまたがる脅威となりうるし、進退不詳となった征服者カーンの存在感との調合が気になる展開ともなる。
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演じるのは『ハリー・ポッター』シリーズの死喰い人アミカス・ カロー役で知られるラルフ・アイネソン。ほかに、『ガンパウダー・ミルクシェイク』(2021)ではマフィアのボス役、『グリーン・ナイト』(2021)では緑の騎士役、『オーメン:ザ・ファースト』(2024)ではブレナン神父役などを演じている。
なお『ファンタスティック・フォー』はシルバーサーファー役としてジュリア・ガーナーの出演も決定済み。ギャラクタスとシルバーサーファーの関係が描写されるのはほぼ間違いないだろう。
MCU版『ファンタスティック・フォー』は、2025年7月25日US公開予定の注目企画。ミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズ役をペドロ・パスカル、インビジブル・ウーマン/スー・ストーム役をヴァネッサ・カービー、ヒューマン・トーチ/ジョニー・ストーム役をジョセフ・クイン、ザ・シング/ベン・グリム役をエボン・モス=バクラックが演じる。監督は「ワンダヴィジョン」(2021)のマット・シャクマンだ。
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Source:The Hollywood Reporter