『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』キャスト&声優まとめ ─ ファミリー再集結、新ヴィランや日本人キャストも

吹替版声優 木村昴
『キングスマン』シリーズや『フッド: ザ・ビギニング』(2018)『ロケットマン』(2019)など、タロン・エジャトンの吹替で知られる。このほか、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品のエムバク役ウィンストン・デュークや『グレイテスト・ショーマン』(2017)フィリップ・カーライル役ザック・エフロンの声を当てている。次回作には、『G.I.ジョー: 漆黒のスネークアイズ』(2021)で主演を務めるヘンリー・ゴールディングの吹替を務める予定。声優としては、2005年から「ドラえもん」にて、ジャイアン/剛田武の声を担当している。
ジェイソン・トビン(アール役)
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1983年、香港出身。大学でイギリスに渡り、俳優を志すようになる。1996年、ドラマ「刑事ナッシュ・ブリッジス」(1996-2001)で役者デビューを飾る。以降、映画・ドラマで出演を重ね、2002年に映画『Better Luck Tomorrow(原題)』で後に『ワイルド・スピード』で再タッグを飾ることになるサン・カンとジャスティン・リン監督と出会う。2006年に『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』にアール役で出演。日本の女優、北川景子と仲の良い同級生役として共演した。2019年には、ジャスティン・リン製作総指揮のドラマ「ウォリアー」(2019-)のメインキャストとして出演開始。『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』でトゥインキー役のバウ・ワウと共に15年ぶりの復帰を果たした。
吹替版声優 下野紘
吹替では、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(2005)や『グッバイ・クリストファー・ロビン』(2017)『移動都市/モータル・エンジン』(2018)などに参加。アニメ声優としては、「鬼滅の刃」我妻善逸役や「僕のヒーローアカデミア」荼毘役、「進撃の巨人」コニー・スプリンガー役などで知られる。声優活動デビュー15周年には「下野紘ソロプロジェクト」として、ソロ活動をスタートさせた。
マイケル・ルーカー(バディ役)

1955年、米アラバマ州出身。1986年、31歳のときにドラマ「クライム・ストーリー」(1986-1988)にて俳優デビューを飾る。同年、『ヘンリー』で実在の殺人鬼ヘンリー・リー・ルーカスを演じ、一躍有名に。以降、ハリウッドで活躍を見せ、『JFK』(1991)『クリフハンガー』(1993)『ボーン・コレクター』(1999)などに出演。ジェームズ・ガン監督の常連としても知られ、『スリザー』(2006)『スーパー!』(2010)、そして『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでタッグを組んだ。ガン監督が製作を務めた『ブライトバーン/恐怖の拡散者』(2019)でもカメオ出演した。ほか直近では、『ファンタジー・アイランド』(2020)『ラブ&モンスターズ』(2020)「TRUE DETECTIVE/迷宮捜査」(2019)などに出演。『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)ではガン監督と再びタッグを組んだ。次回作にマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)初のアニメシリーズ「ホワット・イフ…?」を控える。
アンナ・サワイ(エル役)

1992年、ニュージーランド出身。エイベックス・マネジメント所属の女性ダンス&ボーカルグループであるFAKYの元メンバーとして知られる。グループではAnnaと名乗っていた。登坂広臣(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)のソロツアーではオープニングアクトを務めた実績もある。2018年12月20日、女優業に専念するためにグループを脱退した。2009年に『ニンジャ・アサシン』でハリウッド映画デビューを果たし、窪塚洋介&平岳大ら出演のNetflixオリジナルシリーズ「Giri / Haji」(2019)にも出演。2021年、『ジェットブレイク』に唯一の日本人キャストとして抜擢され、ブレイクを果たす。次回出演作として、作家ミン・ジン・リーによる傑作小説『パチンコ』(文藝春秋)のドラマ化作品を控えている。