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『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』キャスト&声優まとめ ─ ファミリー再集結、新ヴィランや日本人キャストも

ワイルド・スピード/ジェットブレイク
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世界中で愛される一大カーアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズ最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が、2021年8月6日(金)より公開となった。本作の核となるストーリーは、トレット兄弟の確執。ヴィン・ディーゼル演じる主人公ドミニク・トレットの前に、これまで語られなかった弟ジェイコブが登場する。演じるのは、WWEのプロレスラーとして知られるジョン・シナ。プロレスで培ったパフォーマンス力と強面を携えて、闇を抱えたジェイコブを敵意むきだしに演じる。

このほか本作には、死んだと思われていたハンや第3作『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006)に登場した主人公ショーンやトゥインキー、アールも揃って復帰。ハンと謎の関係を持つ女性エルには、唯一の日本人キャストとしてアンナ・サワイが起用されている。

本記事では、ドムやレティらおなじみのファミリーはもちろん、本作に出演しているキャストと吹替声優をまとめてみた。鑑賞のおともとして、ぜひご活用いただきたい。

ヴィン・ディーゼル(ドミニク・トレット役)

ヴィン・ディーゼル
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/9349854472/ Remixed by THE RIVER

1967年、米ニューヨーク出身。少年時代よりストリートダンスに興じながら、7歳で初舞台に立つ。1995年に短編映画「Multi-Facial(原題)」を自主製作。同作をきっかけに、スティーブン・スピルバーグ監督に見いだされ、『プライベート・ライアン』への出演が決まる。その後、2000年に『ピッチブラック』、2001年に代表作となる『ワイルド・スピード』に出演し、着実に知名度を上げていった。そのほか、代表作は『トリプルX』シリーズや『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのグルート役など。俳優業と並行してプロデュース業でも精力的な活動を見せている。今後は『アバター』(2009)続編シリーズへの出演を控える。

吹替版声優 楠大典

ヴィン・ディーゼルやイドリス・エルバをはじめ、ジェイミー・フォックス、ジョン・シナ、ドウェイン・ジョンソン、マハーシャラ・アリら、名だたるハリウッド俳優の吹替を担当。アニメ作品では、『トランスフォーマー』シリーズのブラックコンボイ/ギャラクシーコンボイや、「スター・ウォーズ 反乱者たち」ダース・ベイダー(シーズン2から)の声優としても知られる。ほか「ONE PIECE」「BLEACH」「名探偵コナン」など、出演作多数。

ミシェル・ロドリゲス(レティ・オーティス役)

Michelle Rodriguez ミシェル・ロドリゲス
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/9355564255

1978年、米テキサス出身。エキストラ出演を重ねた後、『ストレイ・ドッグ』(2018)のカリン・クサマ初監督作『ガールファイト』(2000)で本格的なスクリーンデビューを飾った。2001年公開の『ワイルド・スピード』で一躍名を馳せ、これに続く形で『バイオハザード』(2002)に出演。以降、『S.W.A.T.』(2003)や『アバター』(2009)『世界侵略: ロサンゼルス決戦』(2011)などで強き女性を演じ、肉体派としての地位を確立している。2012年には『バイオハザードV リトリビューション』でレイン役を再演した。次回作は、パラマウント・ピクチャーズ製作のファンタジー・テーブルトークRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』映画化企画。

吹替版声優 甲斐田裕子

吹替では、アン・ハサウェイやエミリー・ブラント、ガル・ガドット、ジェマ・アータートン、レイチェル・ワイズら、錚々たるハリウッド女優の作品を担当。ほか、『インクレディブル・ハルク』(2008)のリヴ・タイラーや『黒い司法 0%からの奇跡』(2019)のブリー・ラーソン、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)のチャン・ツィイーと、幅広いジャンルで活躍している。「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」(2008-2020)や『スパイダーマン: スパイダーバース』(2019)など、アニメ作品にも多数参加。女優として舞台に立ったり、ドラマ・CMのナレーションを担当したり、多岐にわたる活躍を見せる。

ジョーダナ・ブリュースター(ミア・トレット役) 

1980年、パナマ共和国出身。幼少期はイギリス、リオデジャネイロ、ニューヨークなど、世界各国を転々とする。10代でテレビドラマに出演するようになり、1998年に ロバート・ロドリゲス監督の『パラサイト』で映画デビューを飾った。2001年に『ワイルド・スピード』のミア役で一気に知名度を上げる。そのほか、タイリース・ギブソンと共演した『アナポリス 青春の誓い』(2006)や『テキサス・チェーンソー ビギニング』(2006)にも出演。以降、映画では『ワイルド・スピード』シリーズを中心に活動している。ドラマでは、「CHUCK/チャック」(2007-2012)「リーサル・ウェポン」(2016-)「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」(2016)などに出演した。

吹替版声優 園崎未恵

アン・ハサウェイ、エヴァン・レイチェル・ウッド、エミリー・ブラント、キルスティン・ダンスト、ジョーダナ・ブリュースターの吹替を多く担当。ほかには、マーベル・シネマティック・ユニバース作品に登場するペギー・カーター役ヘイリー・アトウェルの吹替でも知られている。アニメ声優としては、「BLEACH」袖白雪役や「ONE PIECE」ヴァイオレット役、「キングダム」陽端和役などが有名。

タイリース・ギブソン(ローマン・ピアース役) 

タイリース・ギブソン
Photo by Disney | ABC Television Group (Image Group LA/ABC) https://www.flickr.com/photos/disneyabc/22598448824/

1978年、米ロサンゼルス出身。10代でモデルとしてキャリアをスタートさせる。1998年、20歳のときにタイリース名義で音楽活動も開始。同年発売のファースト・アルバム『Tyrese』は、ゴールドディスク認定を受ける。1996年にシットコム「Hangin’ with Mr. Cooper(原題)」(1992-1997)で役者デビューを飾り、2000年に「ラヴ・ソング」に映画初出演。2003年に、『ワイルドスピードX2』(2003)でポール・ウォーカーの相棒ローマン役に抜擢される。また、『トランスフォーマー』シリーズのエップス軍曹役でも有名。『ワイルド・スピード』と『トランスフォーマー』が代表作となる。直近では、『ブラック アンド ブルー』(2019)や『クリスマス・クロニクル PART2』(2020)に出演。2022年には、マーベル映画『モービウス』を控えている。

吹替版声優 松田健一郎

吹替としては、『スター・トレック』シリーズのジョージ・カーク役クリス・ヘムズワースや『ブラック・クランズマン』(2018)主演のジョン・デヴィッド・ワシントン、『ワイルド・スピード』シリーズのローマン役タイリース・ギブソンを担当。アニメ作品では、「クロックワーク・プラネット」ヴァイネイ・ハルター役や「ブラッククローバー」ゴードン・アグリッパ役などで知られている。ゲーム作品にも多数参加しており、直近の作品では「ゼルダ無双 厄災の黙示録」「モンスターハンターライズ」など。

クリス・“リュダクリス”・ブリッジス(テズ・パーカー役)

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1977年、米イリノイ州出身。少年時代にヒップホップの中心地アトランタに引っ越し、ラップを始める。地元のラジオ局のラジオパーソナリティで知名度を上げ、ティンバランドなど、有名ラッパーのアルバムに参加。1999年にアルバム『Incognegro』を発売する。俳優としては、タイリース同様に『ワイルドスピードX2』に出演して大きく注目を集める。同作では「2 Fast 2 Furious」「Act a Fool」など、アーティストとして楽曲も提供した。以降、『ワイスピ』のメインキャストとして第5〜9作まで、計6作に出演した。ほか主な出演作には、『クラッシュ』(2004)『ハッスル&クロウ』(2005)『抱きたいカンケイ』(2011)『ニューイヤーズ・イブ』(2011)など。

吹替版声優 渡辺穣

吹替では、『オーシャンズ』シリーズのエディ・ジェイミソンや『ワイルド・スピード』リュダクリスなどで知られる。ドラマ作品では「ER緊急救命室」や「グッド・ワイフ」(2009-2016)に参加した。『カールじいさんの空飛ぶ家』(2009)や「結界師」「名探偵コナン」など、アニメ声優としても活動している。

サン・カン(ハン役)

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1972年、米ジョージア州出身。1999年に『ミステリー・メン』で役者デビューを飾る。『パール・ハーバー』(2001)に端役で出演した後、『Better Luck Tomorrow(原題)』でジャスティン・リン監督と出会う。リン監督とは、間を置くことなく『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』で再タッグすることになった。2007年には、『ダイ・ハード4.0』や『ローグ・アサシン』、2009年には『ニンジャ・アサシン』と、アクション映画への出演を重ねる。『ワイルド・スピード』では第3作以降、第6作『EURO MISSION』までメインキャストを演じた。その後、サン演じるハンの復活を望むファンが署名活動を展開。大きな後押しを受け、最新作『ジェットブレイク』で奇跡の再登場を飾ることになった。ほか出演作に『CODE8/コード・エイト』(2019)『ヒーローキッズ』(2020)など。次回作に『スター・ウォーズ』シリーズよりオビ=ワン・ケノービを描く新ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」を控える。

吹替版声優 川島得愛

オーウェン・ウィルソンやマット・スミス、シャールト・コプリーの吹替などで知られる。ほか、『X-MEN』シリーズのパイロ役アーロン・スタンフォードや『グリーン・ランタン』(2011)のピーター・サースガード、『スティーブ・ジョブズ』(2015)マイケル・ファスベンダーなどの吹替を務めた。アニメでは、「僕のヒーローアカデミア」塚内直正役や「コンクリート・レボルティオ」芳村兵馬役を担当している。

ナタリー・エマニュエル(ラムジー役)

ナタリー・エマニュエル Natalie Emmanuel
Photo by Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Nathalie_Emmanuel_(28016330863).jpg

1989年、イギリス出身。10代より、「ライオンキング」をはじめ、ウエストエンド製作の舞台作品に出演し始める。2008年、ドラマ「Hollyoaks Later(原題)」(2008-2020)で俳優デビューを飾り、その後はテレビドラマへの出演で経験を重ねた。2013年、「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)のミッサンディ役で一躍名を知られるようになり、最終シーズンまで出演した。さらに2015年に『ワイルド・スピード SKY MISSION』でラムジー役を演じ、知名度はさらに上昇。以降、『ワイスピ』ファミリーに加わり、『ワイルド・スピード ICE BREAK』を経て、最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』でも続投を果たした。ほか、『メイズ・ランナー』シリーズのハリエット役でも知られている。待機作に、ザック・スナイダー監督『アーミー・オブ・ザ・デッド』(2021)の前日譚映画『アーミー・オブ・シーブス』を控えている。

吹替版声優 坂本真綾

ナタリー・ポートマンの出演作の吹替や、「glee/グリー」(2009-2015)レイチェル役のリア・ミシェルの吹替などで知られる。ほかクリスティーナ・リッチ、マーゴット・ロビー、ミア・ワシコウスカらの吹替も担当した。アニメ作品では、「黒執事」シエル・ファントムハイヴ役や「桜蘭高校ホスト部」藤岡ハルヒ役、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」真希波・マリ・イラストリアス役などで有名。ほか歌手、ラジオパーソナリティ、エッセイストなど、マルチに活動している。

ジョン・シナ(ジェイコブ・トレット役)

ジョン・シナ
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/30491348856/

1977年、米マサチューセッツ州出身。大学卒業後はスポーツ用品店で働きながらボディビルダーとして活動していた。2000年代に入りプロレスラーへの転向を決め、米プロレス協会WWEと契約。現在までにWWE世界ヘビー級王座を何度も獲得している。自分の顔の前で手をヒラヒラさせながら「You Can’t See Me(見えっこねぇ)」という決め台詞で相手を挑発する姿は名物だ。2005年以降、現役で活動を続けながら俳優業もスタートさせる。主な出演作に『シスターズ』(2015)『ザ・ウォール』(2017)『バンブルビー』(2018)『ファイティング・with・ファイア』(2019)など。2021年には、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』と『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』の2作に出演し、注目度はさらに高まっている。次回作は、『ザ・スーサイド・スクワッド』のスピンオフドラマ「Peacemaker(原題)」。『キングスマン』シリーズの監督で知られるマシュー・ヴォーンの新作スパイ・アクション『Argylle(原題)』にも出演予定。

吹替版声優 中村悠一

『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)以降、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)においてキャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)の吹き替えを専属しているほか、『ハンガー・ゲーム』シリーズなどのリアム・ヘムズワースを担当。アニメ声優としては、「おおきく振りかぶって」阿部隆也、「CLANNAD」岡崎朋也、『機動戦士ガンダム00』グラハム・エーカー、「マクロスF」早乙女アルト」、 「おそ松さん」松野カラ松、「ワールドトリガー」迅悠一、「曇天に笑う」曇天火、「呪術廻戦」五条悟、「SHAMAN KING」マルコなど錚々たる作品で大役を務めている。

ルーカス・ブラック(ショーン・ボズウェル役)

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1982年、米アラバマ州出身。1994年、ケビン・コスナーやイライジャ・ウッドが出演する戦争映画『8月のメモワール』で子役デビューを飾る。その後も『スリング・ブレイド』(1996)や『ゴースト・オブ・ミシシッピー』(1996)「アメリカン・ゴシック」(1995-1998)など、著名ハリウッド俳優が主演を務める作品に参加し、着実に経験を積む。2005年には、サム・メンデス監督の戦争映画『ジャーヘッド』でジェイク・ギレンホールと共演。2006年に、『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』で主人公ショーン役に抜擢され、一躍注目を浴びた。その後は『レギオン』(2010)や『42〜世界を変えた男〜』(2013)に出演。2015年には、『ワイルド・スピード SKY MISSION』でショーン役を再演し、『ジェットブレイク』で再びシリーズ復帰を果たす。趣味は魚釣り。

吹替版声優 浪川大輔

吹替では、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのフロド役イライジャ・ウッドを主に担当してきた。ほか『ターミネーター2』(1991)ジョン・コナー役エドワード・ファーロングや、『スター・ウォーズ』アナキン・スカイウォーカー役ヘイデン・クリステンセン、『ワイルド・スピード SKY MISSION』トニー・ジャーらの声を当てている。アニメ声優としては、「ハイキュー!!」及川徹役や「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」ギルベルト・ブーゲンビリア役、「HUNTER×HUNTER」ヒソカ役など、代表作多数。

バウ・ワウ/シャド・モス(トゥインキー役)

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1987年、米オハイオ州出身。幼少期からラッパーとして活動を始め、1990年代後半にスヌープ・ドッグに発掘されて注目を浴びる。2002年にアクション・コメディ映画『グッドボーイズ』でカメオ出演を果たし、スクリーンデビュー。その後は音楽活動と並行して役者業にも取り組む。2006年に『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』でトゥインキー役に起用され、日本でもその名を知られるようになる。以降、「アントラージュ★オレたちのハリウッド」(2004-2011)「Are We There Yet?(原題)」(2010-2013)「CSI:サイバー」(2015-2016)と、ドラマシリーズに出演。2021年3月には、米Buchwaldとエージェント契約を交わし、俳優としての活動を本格的に再開。『ジェットブレイク』にて、約15年ぶりにトゥインキー役再演を果たす。

吹替版声優 木村昴

『キングスマン』シリーズや『フッド: ザ・ビギニング』(2018)『ロケットマン』(2019)など、タロン・エジャトンの吹替で知られる。このほか、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品のエムバク役ウィンストン・デュークや『グレイテスト・ショーマン』(2017)フィリップ・カーライル役ザック・エフロンの声を当てている。次回作には、『G.I.ジョー: 漆黒のスネークアイズ』(2021)で主演を務めるヘンリー・ゴールディングの吹替を務める予定。声優としては、2005年から「ドラえもん」にて、ジャイアン/剛田武の声を担当している。

ジェイソン・トビン(アール役)

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1983年、香港出身。大学でイギリスに渡り、俳優を志すようになる。1996年、ドラマ「刑事ナッシュ・ブリッジス」(1996-2001)で役者デビューを飾る。以降、映画・ドラマで出演を重ね、2002年に映画『Better Luck Tomorrow(原題)』で後に『ワイルド・スピード』で再タッグを飾ることになるサン・カンとジャスティン・リン監督と出会う。2006年に『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』にアール役で出演。日本の女優、北川景子と仲の良い同級生役として共演した。2019年には、ジャスティン・リン製作総指揮のドラマ「ウォリアー」(2019-)のメインキャストとして出演開始。『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』でトゥインキー役のバウ・ワウと共に15年ぶりの復帰を果たした。

吹替版声優 下野紘

吹替では、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(2005)や『グッバイ・クリストファー・ロビン』(2017)『移動都市/モータル・エンジン』(2018)などに参加。アニメ声優としては、「鬼滅の刃」我妻善逸役や「僕のヒーローアカデミア」荼毘役、「進撃の巨人」コニー・スプリンガー役などで知られる。声優活動デビュー15周年には「下野紘ソロプロジェクト」として、ソロ活動をスタートさせた。

マイケル・ルーカー(バディ役)

東京コミコン2017 マイケル・ルーカー
©THE RIVER

1955年、米アラバマ州出身。1986年、31歳のときにドラマ「クライム・ストーリー」(1986-1988)にて俳優デビューを飾る。同年、『ヘンリー』で実在の殺人鬼ヘンリー・リー・ルーカスを演じ、一躍有名に。以降、ハリウッドで活躍を見せ、『JFK』(1991)『クリフハンガー』(1993)『ボーン・コレクター』(1999)などに出演。ジェームズ・ガン監督の常連としても知られ、『スリザー』(2006)『スーパー!』(2010)、そして『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでタッグを組んだ。ガン監督が製作を務めた『ブライトバーン/恐怖の拡散者』(2019)でもカメオ出演した。ほか直近では、『ファンタジー・アイランド』(2020)『ラブ&モンスターズ』(2020)「TRUE DETECTIVE/迷宮捜査」(2019)などに出演。『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)ではガン監督と再びタッグを組んだ。次回作にマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)初のアニメシリーズ「ホワット・イフ…?」を控える。

アンナ・サワイ(エル役)

ワイルド・スピード/ジェットブレイク
© ABImages

1992年、ニュージーランド出身。エイベックス・マネジメント所属の女性ダンス&ボーカルグループであるFAKYの元メンバーとして知られる。グループではAnnaと名乗っていた。登坂広臣(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)のソロツアーではオープニングアクトを務めた実績もある。2018年12月20日、女優業に専念するためにグループを脱退した。2009年に『ニンジャ・アサシン』でハリウッド映画デビューを果たし、窪塚洋介&平岳大ら出演のNetflixオリジナルシリーズ「Giri / Haji」(2019)にも出演。2021年、『ジェットブレイク』に唯一の日本人キャストとして抜擢され、ブレイクを果たす。次回出演作として、作家ミン・ジン・リーによる傑作小説『パチンコ』(文藝春秋)のドラマ化作品を控えている。

ヘレン・ミレン(ミセス・ショウ役)

Helen mirren ヘレン・ミレン
Photo by Dick Thomas Johnson https://www.flickr.com/photos/31029865@N06/22418153872

1945年、イギリス出身。英ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーにて舞台女優として活動を始める。1967年に映画『Herostratus(原題)』でスクリーンデビューを飾り、以降はドラマ・映画に出演を重ねた。1984年に『キャル』でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞。2006年には『クィーン』でエリザベス2世を演じ、アカデミー主演や英国アカデミー賞、ゴールデングローブ賞など名だたる授賞式で主演女優賞を獲得した。エミー賞、トニー賞でも受賞歴を持ち、アカデミー賞とあわせて三冠を達成している。ほか出演作に、『モスキート・コースト』(1986)や『サイレンサー』(2006)『モンスターズ・ユニバーシティ』(2013)、『ワイルド・スピード』シリーズなど。近年の出演作は『ANNA/アナ』(2019)『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)『グッドライアー 偽りのゲーム』(2019)など。次回作として、2023年米公開予定の『シャザム!』続編『Shazam! Fury of the Gods(原題)』を控える。

カート・ラッセル(ミスター・ノーバディ役)

Kurt Russell カート・ラッセル
Photo by Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/File:SDCC_2015_-_Kurt_Russell_(19107985233).jpg

1951年、米マサチューセッツ州出身。1962年に「わんぱくデニス」(1959-1963)でデビューを飾ってから、子役として活動をスタートさせた。さっそく1963年には、エルヴィス・プレスリーが主演を務めた『ヤング・ヤング・パレード』で映画デビューを果たし、以降ディズニー作品の少年役で知られるようになった。途中、1970年代には野球選手への転向を発表し、3年間マイナーリーグでプレイするも、怪我により再び俳優業に専念することとなった。復帰後は、『パニック・イン・テキサスタワー』(1975)『ニューヨーク1997』(1981)『遊星からの物体X』(1982)『バックドラフト』(1991)『エスケープ・フロム・L.A.』(1996)など、数々のハリウッド作品に出演。2000年代に入っても活動を続け、『デス・プルーフ in グラインドハウス』(2007)『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015)『ヘイトフル・エイト』(2016)『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)など、幅広いジャンルの作品に名を連ねた。近年の出演作は、『クリスマス・クロニクル』シリーズや『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)など。

シャーリーズ・セロン(サイファー役)

Charlize Theron シャーリーズ・セロン
photo by Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Charlize_Theron_(35373656334).jpg

1975年、南アフリカ共和国出身。10代からモデルとして活動し、世界を飛び回る。その後、米ニューヨークに移り、バレエ学校に入学。ダンサーを目指すも断念し、俳優を志すようになる。1996年に『2 days トゥー・デイズ』で映画デビューを飾り、その後は『すべてをあなたに』(1996)『Mr.ダマー2 1/2』(1997)『マイティ・ジョー』(1998)などに出演。2003年、製作デビュー作でもある『モンスター』でアカデミー賞主演女優賞受賞を受賞した。以降、『スタンドアップ』(2005)『ヤング≒アダルト』(2011)『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』(2019)など、コメディから硬派なアクションまで、幅広い役に挑戦した。近年では、『アダムス・ファミリー』(2019)『スキャンダル』(2019)『オールド・ガード』(2020)に出演。現在は『オールド・ガード』続編の企画が進行中。

吹替版声優 田中敦子

吹替ではグウィネス・パルトローやニコール・キッドマン、ケイト・ベッキンセールらを担当。ほか、ジュリア・ロバーツ、トニ・コレット、ダイアン・レインらの作品にも参加している。直近では『ブラック・ウィドウ』(2021)でメリーナ役レイチェル・ワイズの吹替を務めた。アニメでは「攻殻機動隊」草薙素子役や「NARUTO -ナルト- 疾風伝」小南役で知られる。ナレーターとしての活動も展開中。

トゥエ・アーステッド・ラスムッセン(オットー役)

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1985年、デンマーク・オールボー出身。2008年に短編「Snooze(原題)」で役者デビューを飾る。2013年にデンマーク映画『孤高のスナイパー』でスクリーンデビューを果たし、その後は国内作品への出演を重ねる。直近では「Nursing School(英題)」や「The Ambassador(英題)」などドラマ作品での活躍が続いており、『ジェットブレイク』で念願のハリウッド大作出演への切符を掴んだ。

吹替版声優 神谷浩史

吹替では、『ハンガー・ゲーム』シリーズのピーター・メラーク役ジョシュ・ハッチャーソンや、DC映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)『ジャスティス・リーグ』(2017)のレックス・ルーサー役ジェシー・アイゼンバーグなどで知られる。アニメ声優としても多忙を極めており、主な出演作では「イナズマイレブン」灰崎凌兵役や「ドラゴンクエスト」テリー役、「SDガンダムフォース」のキャプテンガンダム役など。

『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』キャスト・声優一覧

キャラクター名 キャスト 日本語吹替声優
ドミニク・トレット ヴィン・ディーゼル 楠大典
レティ・オーティス ミシェル・ロドリゲス 甲斐田裕子
ミア・トレット ジョーダナ・ブリュースター 園崎未恵
ローマン・ピアース タイリース・ギブソン 松田健一郎
テズ・パーカー クリス・“リュダクリス”・ブリジッジス 渡辺穣
ハン サン・カン 川島得愛
ラムジー ナタリー・エマニュエル 坂本真綾
ジェイコブ・トレット ジョン・シナ 中村悠一
ショーン・ボズウェル ルーカス・ブラック 浪川大輔
トゥインキー バウ・ワウ/シャド・モス 木村昴
アール ジェイソン・トビン 下野紘
バディ マイケル・ルーカー ──
エル アンナ・サワイ ──
ミセス・ショウ ヘレン・ミレン ──
ミスター・ノーバディ カート・ラッセル ──
サイファー シャーリーズ・セロン 田中敦子
オットー トゥエ・アーステッド・ラスムッセン 神谷浩史

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。