『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』キャスト&声優まとめ ─ ファミリー再集結、新ヴィランや日本人キャストも

ヘレン・ミレン(ミセス・ショウ役)

1945年、イギリス出身。英ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーにて舞台女優として活動を始める。1967年に映画『Herostratus(原題)』でスクリーンデビューを飾り、以降はドラマ・映画に出演を重ねた。1984年に『キャル』でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞。2006年には『クィーン』でエリザベス2世を演じ、アカデミー主演や英国アカデミー賞、ゴールデングローブ賞など名だたる授賞式で主演女優賞を獲得した。エミー賞、トニー賞でも受賞歴を持ち、アカデミー賞とあわせて三冠を達成している。ほか出演作に、『モスキート・コースト』(1986)や『サイレンサー』(2006)『モンスターズ・ユニバーシティ』(2013)、『ワイルド・スピード』シリーズなど。近年の出演作は『ANNA/アナ』(2019)『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)『グッドライアー 偽りのゲーム』(2019)など。次回作として、2023年米公開予定の『シャザム!』続編『Shazam! Fury of the Gods(原題)』を控える。
カート・ラッセル(ミスター・ノーバディ役)

1951年、米マサチューセッツ州出身。1962年に「わんぱくデニス」(1959-1963)でデビューを飾ってから、子役として活動をスタートさせた。さっそく1963年には、エルヴィス・プレスリーが主演を務めた『ヤング・ヤング・パレード』で映画デビューを果たし、以降ディズニー作品の少年役で知られるようになった。途中、1970年代には野球選手への転向を発表し、3年間マイナーリーグでプレイするも、怪我により再び俳優業に専念することとなった。復帰後は、『パニック・イン・テキサスタワー』(1975)『ニューヨーク1997』(1981)『遊星からの物体X』(1982)『バックドラフト』(1991)『エスケープ・フロム・L.A.』(1996)など、数々のハリウッド作品に出演。2000年代に入っても活動を続け、『デス・プルーフ in グラインドハウス』(2007)『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015)『ヘイトフル・エイト』(2016)『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)など、幅広いジャンルの作品に名を連ねた。近年の出演作は、『クリスマス・クロニクル』シリーズや『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)など。
シャーリーズ・セロン(サイファー役)

1975年、南アフリカ共和国出身。10代からモデルとして活動し、世界を飛び回る。その後、米ニューヨークに移り、バレエ学校に入学。ダンサーを目指すも断念し、俳優を志すようになる。1996年に『2 days トゥー・デイズ』で映画デビューを飾り、その後は『すべてをあなたに』(1996)『Mr.ダマー2 1/2』(1997)『マイティ・ジョー』(1998)などに出演。2003年、製作デビュー作でもある『モンスター』でアカデミー賞主演女優賞受賞を受賞した。以降、『スタンドアップ』(2005)『ヤング≒アダルト』(2011)『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』(2019)など、コメディから硬派なアクションまで、幅広い役に挑戦した。近年では、『アダムス・ファミリー』(2019)『スキャンダル』(2019)『オールド・ガード』(2020)に出演。現在は『オールド・ガード』続編の企画が進行中。