『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』ミア&レティのタッグに注目、演者たっての希望で実現

『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』では、ミアとレティのタッグに注目だ。ミア役のジョーダナ・ブリュースターによれば、本作で見られる2人のシーンは、演者たっての希望によって実現した貴重なものなのだという。
シリーズ第1作から登場してきた初期メンバーであるミアとレティ。もっとも、過去に2人が交流したシーンというのは数えるほどで、レティ役のミシェル・ロドリゲスとブリュースターもこれを認識していたようだ。米Insiderとのインタビューに応じたブリュースターは、ミシェルが「ねえ、私たちって一緒のシーン一回も無くない?」と話しかけてきた日を振り返った。いわく、ミシェルは「私たちっていつも男たちの後回しで、(劇中での)交流ってないよね。私たちは姉妹のような関係なんだから、これをもっと掘り下げなきゃ」と訴えていたのだという。
こうしたミシェルの熱い思いもあり、メガホンを取るリン監督もミアとレティの関係性について「意識するようになった」とブリュースターは語る。ミシェルといえば、『ジェットブレイク』出演の交換条件として女性脚本家を起用するようスタジオに求めたことでも知られており、『ワイスピ』における女性キャラクターの活躍に尽力してきた。それが本作ではミアとレティのタッグに反映されているということだろう。
『ジェットブレイク』での2人の活躍は予告編でも確認されている。東京の街で大男相手に健闘するミアとレティ。これまでに見たことのない強さを発揮する2人に、敵は全く歯が立っていない様子だ。この東京でのシーンについては以前、ミシェルが「ミアと一緒に身体を張ったことはすごく楽しかった」と振り返っていた。
2人のほか、シリーズ初参加の日系女優アンナ・サワイについて「見たら圧倒される」とミシェル・ロドリゲスが予告していたり、ラムジー役のナタリー・エマニュエルやミセス・ショウ役のヘレン・ミレンがハンドルを握る姿が捉えられたり、それぞれの活躍が判明している。『ジェットブレイク』での女性陣の出番からは目が離せなさそうだ。
▼『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』 の記事
『ワイルド・スピード』第10作が製作費高騰、前作の7割増 ─ 史上第4位の高額作品に えらいことです 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』世界興収7億ドル超え、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』に迫る ─ コロナ禍の興行成績No.1も視野に 10億ドル超え、ほぼ確実? 『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』街を破壊しまくる巨大装甲車のメイキング映像 ─ ブルーレイ&DVDに収録 アンナ・サワイもビックリ 『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』コロナ禍以降最大のハリウッド映画に ─ 世界興収が『ワイスピ』超えの見込み 時間の問題かな 『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』ブルーレイ&DVD、12月15日リリース決定 ─ 8分追加のディレクターズ・カット収録 特別映像もたくさん
Source: Insider