MCU版『ファンタスティック・フォー』撮影開始まもなく ─ 『サンダーボルツ*』同様にIMAX向けの作品に

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品として製作される新作映画『ファンタスティック・フォー(原題)』の撮影がまもなくスタートする見込みであることがわかった。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が明かしている。
これまで2000年代、2010年代に映画化されてきた『ファンタスティック・フォー』は、2020年代で新たに映画化。MCU作品として合流し、メインキャスト4人にはミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズ役でペドロ・パスカル、インビジブル・ウーマン/スー・ストーム役でヴァネッサ・カービー、ヒューマン・トーチ/ジョニー・ストーム役でジョセフ・クイン、ザ・シング/ベン・グリム役でエボン・モス=バクラックが起用された。
米ラスベガスで開催された映画イベントCinema Conに参加した米Screen Rantによれば、ステージに登壇したファイギが『ファンタスティック・フォー』の撮影時期について言及し、まもなくの開始を伝えたという。さらにファイギは、本作が現在撮影中の『サンダーボルツ*(原題)』と同様にIMAX向けに撮影されることも明かしており、マーベル初のヒーローチームの堂々たる大スクリーンデビューに期待が高まる。
キャストも役作りに取り組んでいるようで、ヒューマン・トーチ役のジョセフ・クインは4月頭にベルギーで開催されたファンイベントに登壇した際、炎を全身に纏うキャラクターを演じていることから、「自分自身に毎日火をつけています」とコメントしていた。客席からは笑いが生まれているが、これがジョークなのかは定かでない。
メインキャストのほか、シルバーサーファー役としてドラマ「オザークへようこそ」(2017-2022)のジュリア・ガーナーが出演することも先日伝えられたばかり。キャスティング情報の続報にも期待したい。
映画『ファンタスティック・フォー(原題)』は2025年7月25日米公開予定。
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Source:Screen Rant,Collider