『ワイルド・スピード』最終回、『グランド・イリュージョン3』脚本家が就任 ─ LA原点回帰「すべてが始まったあのストリートに戻る」

『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(2023)の続編で、シリーズ完結編となる第11弾『Fast Forever(原題)』の脚本を、『アサシン クリード』(2016)や『ハンガー・ゲーム0』(2023)のマイケル・レスリーが手がけることが明らかとなった。
壮絶なクリフハンガーで幕を降ろした前作に続く完結編は原点回帰を目指し、シリーズ初期に描かれたロサンゼルスでのストリート・レースに立ち返る予定だ。情報筋によるとレスリーは、『Mr.ノーバディ2』(2025)のアーロン・ラビンと『トゥモロー・ウォー』(2021)のザック・ディーンが執筆した脚本を改稿しているという。
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『ワイルド・スピード』シリーズで主演・プロデューサーを務めるヴィン・ディーゼルが、自身のInstagramにレスリーと脚本について話し合うモノクロ写真を投稿し、「25年。8人の監督。数えきれないほどの脚本家やスタッフ、キャストたち」と過去のクリエイターに言及。「それぞれが、トレンドや皮肉、そして時間そのものをも超越したサーガに真価のある何かを与えてくれた。これは偶然に起きたことじゃない。人々が集まり、一人の力では成し得ない、より大きな何かに全身全霊を注ぎ込むからこそ起こるんだ」と綴っている。
さらにレスリーとのタッグについて、「マイク・レスリーと向かい合い、彼が次章の仕上げにどのような貢献をするつもりなのかを聞いていると、同じ感覚が再び蘇った。物語の中に確かな何かが脈打っている」と述べ、こう続けている。
「最終章を届けるというのは、特別な重みがある。ここまで来るまで協力してくれたすべての人たちや、ずっと応援してくれた観客に対する責任を胸に感じる。それを軽く受け止めることはできない。むしろ原動力に変える。そしてロサンゼルスに戻ると知ったとき──すべてが始まったあのストリートに戻るとわかった瞬間、何かが噛み合った。シリーズ第1作に命を吹き込んだ街が今もそこにあり、支えてくれている。故郷に戻って物語を締めくくる。それは単なる段取りじゃない。贈り物なんだ」
これまでにレスリーは前述の作品のほか、『マクベス』(2015)や『グランド・イリュージョン/ダイヤモンド・ミッション』(2025)でも脚本を担当。マーベル・シネマティック・ユニバースの『X-MEN』映画の脚本でも交渉中だ。
監督は、前作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』からルイ・レテリエが続投。故ポール・ウォーカーによる相棒ブライアン・オコナーも何らかの形で再登場すると予告されている。
投稿ではこのほか、自身が執筆するマテル映画の脚本についても言及。ニューヨークから母親が訪れ、脚本を読んだことを明かした。ディーゼルによると、母は1997年のサンダンスでのデビュー以前から、自身の脚本をすべて読んできた存在だという。今回の脚本について母は「ただのおもちゃの話ではない」と感じたそうで、「それは彼女自身、家族、そして歴史の物語でもあった」と述べた。
ディーゼルは、そうした個人的な感情が『ワイルド・スピード』にも通じていると説明する。「本当に語る価値のある物語には、そのどこかに自分自身を見つける誰かがいる」とし、観客それぞれの人生に触れることこそが、物語の力なのだと強調した。
最後には、「誰ひとり、ひとりではこれを成し遂げられない」と、作品づくりが多くの才能の衝突と協働によって成り立っていることを改めて強調。「自分たちの誰ひとり単独では作れないものを、一緒に築こうとすること。それがこの仕事でいちばん好きなことだ」と締めくくっている。
『ワイルド・スピード』シリーズの完結編『Fast Forever(原題)』は2028年3月17日に米国公開予定。
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Source:@Vin Diesel, Variety






























