『ワイルド・スピード』第10作、2023年4月に米公開へ ─ 製作陣&キャスト揃って復帰、ドウェイン・ジョンソン出演は見込み薄

『ワイスピ』最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が全世界で盛り上がりを見せる中、続く第10作『ワイルド・スピード10(仮題)』が2023年4月7日に米公開となることが決定した。米Entertainment Weeklyが第一報を伝えた後、米Varietyなどが続いている。
第10作は、2001年に始まった『ワイスピ』の完結2部作の1作目にあたる。当初、2021年4月に封切りが予定されていたものの、2020年初頭に急拡大したコロナ禍の影響により、第9作『ジェットブレイク』が延期されたことに伴って第10作も繰り下げられていた。
キャストには、ヴィン・ディーゼルをはじめ、おなじみのファミリーが揃って続投する見込みだというが、ホブス役のドウェイン・ジョンソンは復帰しないと伝えられている。ドウェインは、7月にも第10&11作への出演を否定していたばかりだった。また、『ジェットブレイク』で初登場を果たしたジェイコブ・トレット役のジョン・シナの続投も定かでない。
第10作には、シリーズ第3〜6作を手がけ、『ジェットブレイク』で監督復帰を果たしたジャスティス・リンが続投。また、スピンオフ作品を含め計7作で脚本を手がけ、『ジェットブレイク』では企画から離れていたクリス・モーガンも復帰を果たすという。なお、撮影開始時期に関する新情報は伝えられていないが、既報では2022年初頭に第11作と連続で実施されることが製作を兼任するヴィン・ディーゼルより明かされている。
『ジェットブレイク』は、現時点までに全世界累計興行収入6億8,100万ドルを記録しており、ハリウッド復活の起爆剤として大きな盛り上がりを見せている。『ワイスピ』の集大成となる第10&11作には、さらなる期待が寄せられているはずだ。
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Source: Entertainment Weekly,Variety