「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」第3話、ジモのバッキー◯◯いじりはアドリブだった

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で返咲きを果たしたヘルムート・ジモ。初登場を飾った第3話『パワー・ブローカー』では、ジモの意外な一面も垣間見られるが、中には演じるダニエル・ブリュールのアドリブが一端を担っているシーンもあるようだ。
「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」第3話『パワー・ブローカー』の内容が含まれています。

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)ではメインヴィランとして登場したジモだが、本作ではサム&バッキーと協力関係にあることが第3話で判明する。超人血清の出どころを突き止めるべく、犯罪都市マドリプールの支配者パワー・ブローカーを訪れた3人。この一連のシーンでは、ジモがバッキーのアゴをむやみに押す姿が確認できる。
ジモのこの行動にはわずかに違和感を覚えた方もいるかもしれないが、このたび米The Hollywood Reporterの記者が、ブリュールに「ジモがウィンター・ソルジャーのケツアゴをいじるシーンが大好きなんです」と伝えた上で、「これは脚本にあったのでしょうか?」と尋ねた。すると、ブリュールは「あれはアドリブだったんです」と返答。「私はセバスチャンが(ケツアゴに)どれだけ苦しんでいたのかを知っていたので(笑)」とユーモアを交えて話した。
バッキーを演じるセバスチャン・スタンのアゴは割れている。ブリュールはこの特徴を活かして、パワーブローカーとの緊迫のシーンでアドリブを行ったということだが、突然アゴを押されたスタンはどのような心境だったのだろうか。ブリュールは「彼は何度か我慢できてませんでしたけど」と、アドリブ時のスタンの様子を話している。恐らく和やかな雰囲気で進められていたのだろう。
なお、ブリュールは他にもアドリブを行ったシーンがあることを明かしている。ナイトクラブでのジモのダンスだ。劇中では一瞬しか映らなかったこのシーンには、多くのファンがSNS上で反応を見せていた。マーベル・エンターテインメントはファンの声に応える形で、ジモのダンスシーンだけを延々とつなげた約1時間の映像「ONE HOUR DANCING ZEMO」を公開している。
Source: THR