「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」バロン・ジモは「自分こそがヒーローだと信じている」─ ショーランナーが説明

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」では、ファルコン/サム・ウィルソンとウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズがキャプテン・アメリカの意思を継承し、世界を悪から守るべく陸空を駆け巡る姿が描かれる。そんなふたりの前に立ちはだかるのが、バロン・ジモだ。
バロン・ジモは、コミックではナチスに従っていた科学者で、キャプテン・アメリカと敵対する存在として登場。実験中に襲撃を受けたことで、パープルのマスクを脱ぐことができなくなったという設定を持っている。
一方、映画で初登場したのは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)。同作ではバロン・ジモとしてではなく、ヘルムート・ジモという別名で登場しており、アベンジャーズの分裂を企ていた。そんなヴィランとして知られる存在だが、「ジモ自身は、自分こそがヒーローであると信じている」という。
そう語るのは、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のショーランナーであるマルコム・スペルマンだ。米Comicbook.comのインタビューにて、「(バロン・ジモにとって)ヴィランとしてみなしているスーパーヒーローたちは、国、都市、家族を奪った」と説明している。「それが彼にとって非常に個人的なものとして結び付いている」。つまり、バロン・ジモには彼なりの正義があり、スーパーヒーローたちは世界に安全をもたらしているという見方もあれば、世界に危険をもたらしているという見方もあるということだろう。
そんなバロン・ジモを本作で演じるのは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に引き続き、ダニエル・ブリュールだ。マルコムは、セバスチャン・スタンとアンソニー・マッキーの本作での演技を高く評価しながらも、「ダニエル・ブリュールは全てかっさらうぐらいのつもりで挑んでいた。素晴らしかったです」と絶賛している。
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