『ファンタビ』第3作、舞台はスペイン・中国・ドイツ・ブータンへ ─ 世界各国に拡大、気になる時系列は

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『ファンタスティック・ビースト』シリーズの第3作、『ファンタスティック・ビースト:ザ・シークレッツ・オブ・ダンブルドア(原題:Fantastic Beasts: The Secrets of Dumbledore)』の時代設定・舞台設定が新たに明らかになった。
米ワーナー・ブラザースは、スペイン・バルセロナで開催されたプレゼンテーション・イベント「CineEurope」にて、来たる『ファンタスティック・ビースト』最新作のメイキング映像を上映。米Deadlineによると、本イベントの開催地であるスペインをはじめ、ブータン、ドイツ、アメリカ、イギリス、中国が物語の舞台となることが明かされたという。
以前、本作についてはブラジル・リオデジャネイロが主な舞台になると告知されていたほか、おなじみホグワーツ魔法魔術学校のシーンも、前作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018)より増えると伝えられている。しかしながら『ファンタビ』最新作で、魔法ワールドの物語はより世界各国に広がっていくことになるのだろう。
また今回の報道によると、物語の時系列は1930年代。『黒い魔法使いの誕生』が1927年を描いていたことを鑑みると、幕開けの時点で数年が経過している可能性もありそうだ。以前、ジェイコブ役のダン・フォグラーは「第二次世界大戦を背景とした大規模な戦いへと向かっていく」と語っていたため、もしや劇中でおよそ10年間が経過することもありうる?
『ファンタスティック・ビースト:ザ・シークレッツ・オブ・ダンブルドア』では、グリンデルバルドが世界を支配しようとしていると知ったダンブルドアが、ニュート・スキャマンダー率いるチームに危険なミッションを託す。新たな魔法動物や敵が現れる中、ダンブルドアはどう動くことになるのか。そして、「ダンブルドアの秘密」というタイトルの意味は……。
出演者にはニュート役のエディ・レッドメインをはじめ、ダンブルドア役のジュード・ロウ、ティナ役のキャサリン・ウォーターストン、ジェイコブ役のダン・フォグラー、クリーデンス役のエズラ・ミラー、クイニー役のアリソン・スドルらが続投。ユーラリー・“ラリー”・ヒックス教授役のジェシカ・ウィリアムズも再登場する。グリンデルバルド役にはマッツ・ミケルセンが新たに起用された。脚本は『ハリー・ポッター』原作者のJ・K・ローリング、スティーヴン・クローヴスが執筆し、監督はデヴィッド・イェーツが務めた。
映画『Fantastic Beasts: The Secrets of Dumbledore(原題)』は2022年4月15日に米国公開予定。
Source: Deadline