DC映画『ザ・フラッシュ』2022年7月、米国公開決定 ─ ハリウッド実写版『AKIRA』公開は白紙に

DCコミックス原作映画『ザ・フラッシュ(原題:The Flash)』が、2022年7月1日に米国公開されることがわかった。ワーナー・ブラザースが発表した。
“地上最速の男”であるバリー・アレン/フラッシュの活躍を描く『ザ・フラッシュ』は、『バットマン vs スーパーマン:ジャスティスの誕生』(2016)『ジャスティス・リーグ』(2017)を経て登場する待望の単独映画。これまで企画は紆余曲折を経ており、セス・グレアム=スミスやリック・ファミュイワ、『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)脚本家のジョン・フランシス・デイリー&ジョナサン・ゴールドスタインが監督に就任しては離脱していた。
現在、『ザ・フラッシュ』の監督に就任しているのは『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』2部作のアンディ・ムスキエティ。フラッシュ役のエズラ・ミラーも主演俳優として再登板することが明らかになっている。脚本は『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(2020年3月20日公開)のクリスティーナ・ホドソンが執筆し、プロデューサーはアンディ監督と姉のバルバラ・ムスキエティ、『ランペイジ:巨獣大乱闘』(2018)のマイケル・ディスコが務める。
また、エズラ・ミラーは同じくワーナー製作の『ファンタスティック・ビースト』第3作(タイトル未定)の撮影に2020年春から参加予定。これを経たのち、『ザ・フラッシュ』の撮影は2021年に入ってから始動すると伝えられている。
なおワーナー・ブラザースは、このたび、大友克洋による同名傑作漫画を実写化する『AKIRA(原題)』の米国公開予定を撤回した。当初、『AKIRA』は2021年5月21日に封切られる予定だったが、この日には『マトリックス4(原題:Matrix 4)』が公開予定となっている。ちなみに『AKIRA』を手がける予定だったタイカ・ワイティティ監督は、新作『Next Goal Wins(原題)』『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』の製作に移っており、これらののちに『AKIRA』へ復帰する意向だ。
映画『ザ・フラッシュ(原題:The Flash)』は2022年7月1日に米国公開予定。
Source: Deadline