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『ザ・フラッシュ』監督、フラッシュとワンダーウーマンの本格タッグを希望 ─ 「完璧な、だけどズレた2人組」

DC映画『ザ・フラッシュ(原題:The Flash)』は、“マルチバースの接点”と呼ばれ、「全キャラクターとタイムラインの架け橋になる」と言われる作品だ。マイケル・キートンとベン・アフレック、2人のバットマンが登場することも早くから話題を呼んでいる。

それでは、いささか気の早い想像ながら、もしも『ザ・フラッシュ』の続編を作ることができ、フラッシュと他のヒーローのバディ・ムービーを実現させられるとしたら? 監督のアンディ・ムスキエティが選んだのは、ガル・ガドット演じるワンダーウーマンだった。「DCファンドーム:ディスカバー・マルチバース」にて、監督は「もっとフラッシュの映画を作りたい」と意欲を示し、さらに言葉を重ねている。

「僕が観たいのは2人のキャラクター、2人の役者によるコンビものの映画。フラッシュとワンダーウーマンがいい。完璧な、だけどズレた2人組になりそうですし、それに2人は親友同士。2人なら暴力をほとんど振るわずに世界の問題を解決できると思うんです。」

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フラッシュとワンダーウーマンといえば、『ジャスティス・リーグ』(2017)でタッグを経験済み。ザック・スナイダー監督が当初の構想に基づいて製作中の“スナイダー・カット”において、どんなやり取りが新たに見られるのかにも注目だ。なお、「DCキャラクターがいっぱい登場する」という『ザ・フラッシュ』へのワンダーウーマンの登場は不明だが、米ワーナー・ブラザースはガドットとの出演交渉の可能性を以前示唆していた

ジャスティス・リーグ
JUSTICE LEAGUE and all related pre-existing characters and elements TM and © DC. Justice League and all related new characters and elements TM and © Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

ちなみに『ジャスティス・リーグ』の公開当時、フラッシュ/バリー・アレン役のエズラ・ミラーは、バットマンとワンダーウーマンを「それぞれに経験豊かな、異なる考え方の持ち主」と形容していた。「ワンダーウーマンには豊かな思いやりがあるし、ブルース(・ウェイン)はもっと短気で激しい。バリーはどちらのこともすごく尊敬しています。すごい人たちだって理解しているんです」

フラッシュとワンダーウーマンの本格タッグ、『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カットや『ザ・フラッシュ』で観られるのか、それとも……?

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Sources: Comicbook.com, Batman News

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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