「ソーセージ・パーティー:フードトピア」予告編が公開 ─ 下ネタ全開アニメが帰ってきた

食べ物たちの世界をブラックジョークや下ネタ全開で描いた2016年公開のR指定CGアニメ映画『ソーセージ・パーティー』のアニメシリーズ版「ソーセージ・パーティー:フードトピア(原題)」より、予告編映像が公開された。興奮してきたな。
映画『ソーセージ・パーティー』は、スーパーマーケットに陳列されたソーセージたちが、商品として購入される時に起こる自分たちの運命を知り、その悲劇から逃れるために仲間たちと冒険に旅“だつ”物語。このアニメシリーズ版では、自分たちの運命を見出し、ユートピア社会をたち上げていこうとするソーセージたちの姿を追う。
映像の冒頭では、ソーセージのフランク、ホットドッグパンのブレンダが司令官となり、人間に対する反乱戦争を起こしているようだ。どうやら人間を制したらしいフランクたちは、食べ物たちのユートピア世界“フードトピア”を念願叶って設立する。
映画版に登場した最も知的なキャラクター、ガムは「今や食べ物が地球の支配種となった」と言いながら再登場。フランクは、「この小さな天才がこっちに付いている限り、俺たちは安泰だ!」と喜んでいる。彼らは食べ物だけの理想郷生活を謳歌しているが、やがて不穏な雨雲が接近。彼らは雨粒によってたちまち溶けてしまい、さらに頼みの綱であるガムも洪水に流されて死亡してしまう。
ガム亡き今、生活の頼りが無くなってしまった哀れなフランクたち。ユートピアだったはずの街はたちまちディストピアに。「フランク、これがパラダイスに見えるかい?見なよ、盲目のメロンに、ぐちゃぐちゃのカボチャ。こんな革命を望んでいたいのかい?」。盲目のメロン(blind melons)とぐちゃぐちゃのカボチャ(smashed pumpkins)とは、いずれも実在のロック・バンドの名称ネタである。
フートドピア復興のため、彼らは一度倒したはずの“人間”を頼るという、なんとも他力本願な対応に出る。ソーセージのバリーは、カタツムリの体液を頭部に塗り、これをローション代わりとして人間のケツ穴にブスリと侵入。体内から人間を操ることに成功する。(なんで?)
果たして彼らは、フードトピアを復活させ、夢の暮らしを取り戻すことができるのか?本国版の声優には、フランク役のセス・ローゲンに加え、ブレンダ役のクリステン・ウィグ、バリー役のマイケル・セラ、カリーム役のデヴィッド・クラムホルツ、サミー役のエドワード・ノートンといった映画版のボイスキャストがカムバック。新キャストとして、『俺たちポップスター』(2016)のウィル・フォーテ、『ホーカスポーカス2』(2022)のサム・リチャードソン、『ワンダーウーマン 1984』(2020)のナターシャ・ロスウェルらが加わる。
ショーランナーを映画版で製作総指揮・共同脚本を兼任したカイル・ハンターとアリエル・シェイファー、監督をコンラッド・ヴァーノンが務める。製作総指揮には映画版で原案・脚本を担当したローゲン&エヴァン・ゴールドバーグのコンビが就任。アニメシリーズ「ソーセージ・パーティー:フードトピア(原題)」は2024年7月11日Amazon Prime Videoで米配信開始。
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