ハリソン・フォード、マーベル参戦決定 ─ ロス将軍役の後任として『キャプテン・アメリカ』続編に出演へ

『スター・ウォーズ』『インディ・ジョーンズ』などで知られるハリソン・フォードが、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画に出演することが明らかになった。米Deadlineなどが報じた。
故ウィリアム・ハートが演じたサデァイス・“サンダーボルト”・ロス将軍の後任として、『キャプテン・アメリカ』シリーズ最新作『キャプテン・アメリカ:ニュー・ワールド・オーダー(原題)』に登場する。
MCUヴィラン集結映画『サンダーボルツ』への登場も濃厚と考えられたが、現在は未確定と見たほうが良い。大手報道を比較すると、米Deadlineは『サンダーボルツ』出演予定への言及は無し。米The Hollywood Reporterが「『サンダーボルツ』でもロス将軍を演じることになるだろう」と記した一方、米Varietyは同作への出演予定はないようだと伝えているためだ。もっとも、サンダーボルツは原作コミックではロス将軍が召集する設定。大物フォードの起用が明らかになったことも踏まえると、フォード続投があっておかしくない。
フォードが演じるロス将軍は、これまで『蜘蛛女のキス』(1985)でアカデミー主演男優賞に輝いたウィリアム・ハートから引き継ぐもの。ハートは『インクレディブル・ハルク』(2008)『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)をはじめ計5作品に出演したが、2022年3月13日に逝去している。
フォードの起用は2022年9月末にも噂として報じられた。実は9月上旬のイベント「D23 Expo」にて発表予定だったが、『インディ・ジョーンズ』第5作の宣伝に焦点を当てるため急遽発表中止になったとの情報もあった。
フォードといえば『スター・ウォーズ』『インディ・ジョーンズ』でルーカスフィルムの代表役者でもある。これをもって、親会社ディズニーを同じくするマーベル・スタジオ作品にも加わることとなった。
フォードのMCU初陣作『キャプテン・アメリカ:ニュー・ワールド・オーダー』は、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で誕生した新キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを描く新章で、「陰謀スリラー」と表現されている。2023年春より撮影を開始し、2024年5月3日に米国公開予定。
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Source:Deadline,The Hollywood Reporter,Variety