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マーベル、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』後任者を『マネー・ショート』監督に打診していた ─ 『ノヴァ』企画も進行中か

映画『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(2015)のアダム・マッケイ監督が、マーベル・スタジオから『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(邦題未定、原題:Guardians of the Galaxy Vol.3)』への参加を打診されていたことを明かした。

2018年7月、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガン監督は、過去の不適切な発言によってディズニーからの解雇を受けた。ガン監督は『Vol.3』の脚本を完成させていたが、必然的に同作の監督を降板。企画は無期限保留状態となり、マーベル・スタジオは新監督の検討に入っているとされる。


このたびポッドキャスト「Happy Sad Confused」に出演したマッケイ監督は、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』について尋ねられるとこのように述べている。

(マーベルと)少しだけ話をしました。ある時は『インヒューマンズ』のアイデアを検討したこともあります。常にそういう話はしているんですけどね。ケヴィン・ファイギ(マーベル・スタジオ社長)は素晴らしいし、彼らの仕事は最高だと思ってます。」

ここで重要なのは、マッケイ監督がマーベルの打診にどう対応したかは明言していないことであろう。ガン監督に代わって新監督に就任する可能性は、現時点で肯定も否定もされていないのだ。

なおマッケイ監督いわく、「(マーベルは)『ノヴァ』も検討していると思います」とのこと。そういえば2018年4月、ファイギ社長は、銀河を守るヒーロー「ノヴァ」ことリチャード・ライダー/サム・アレキサンダーが映画化の候補に挙がっていることを明かしていた。すでに企画は具体的に動き出しているのかもしれない……。

『アントマン』脚本を執筆していた

マッケイ監督は近年『マネー・ショート』のほか、クリスチャン・ベールが米国の元副大統領ディック・チェイニーを演じる新作映画『バイス』(2019年4月公開)でゴールデングローブ賞のノミネートを受けるなど、社会派映画で一気に評価を高めている。しかし同時にコメディ映画を数多く手がけてもおり、実はマーベル・シネマティック・ユニバースには『アントマン』(2015)の脚本家として参加していたのだ。

「ファイギとの仕事はすごく楽しかったですよ。物事がうまくいくのには理由があって、彼にはセンスがあるんですよね。(『アントマン』で)アントマンとアベンジャーズの一員が戦うシーンを書いた時、“ケヴィン、変なのを書いちゃって、たぶんあなたは好きじゃないと思うんですが…”と言うと、“ちょっと読ませて”と。それで読んでもらったら、“最高!これをやろう!”って言うんです。自分自身の感覚があって、それでああいう楽しい世界ができてるんですね。」

『アントマン』での仕事を「楽しかった」と振り返り、「また仕事をしたい」と語っているマッケイ監督だけに、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』への登板も十分にありうるだろう。ただしマッケイ監督は「僕がやりたいのはシルバーサーファー」とも述べている。

「ビジュアルの面で、ウォシャウスキーが『スピード・レーサー』(2008)でやったようなことができると思うんです。決断を下さなきゃいけない男の、非常にエモーショナルなストーリーもある。ノリン・ラッド(主人公)は自分の星を守らなければいけませんからね。ただ、20世紀フォックスが権利を持ってるんですよ。」

ここで監督は、ポッドキャストの司会者から、ディズニーとフォックスの事業統合後にはシルバーサーファーの権利がマーベル・スタジオに移るであろうことを知らされている。すると監督は「ケヴィン・ファイギに電話します」と答えたのだった。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』がどうなるにせよ、マッケイ監督の登板はそう遠くない…?

Source: Happy Sad Confused, Marvel Studios News

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。ビリー・アイリッシュのライブに行きたい。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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