『ゴジラ vs キングコング』再び新キャスト情報 ― 『ヘイトフル・エイト』『死霊館のシスター』俳優が出演交渉中

米ワーナー・ブラザースによる「モンスターバース」作品、ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』シリーズと『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)がクロスオーバーする映画『ゴジラ vs キングコング(邦題未定、原題:Godzilla vs Kong)』より、再び新たな出演者情報が到着した。
米The Hollywood Reporterほか複数のメディアによると、このたび本作には『死霊館のシスター』(2018)でバーク神父役を演じたデミアン・ビチルが出演交渉中だという。『明日を継ぐために』(2011)でアカデミー主演男優賞ほか数々の映画賞にノミネートされた実力の持ち主が、2大怪獣の激突を見届けることになりそうだ。

これまでデミアンは、クエンティン・タランティーノ監督作品『ヘイトフル・エイト』(2015)で主要人物の一人であるボブ役を演じたほか、『エイリアン:コヴェナント』(2017)にもロープ軍曹役で出演。今後はトム・ホランド&デイジー・リドリーが主演する『Chaos Walking(原題)』や、日本の人気ホラー映画『呪怨』シリーズをハリウッドで再リメイクする『Grudge(原題)』(2019)に出演予定だ。『ゴジラ vs キングコング』を含め、話題作への出演が連続することになる。
なお『ゴジラ vs キングコング』の出演者については、いまだ諸説飛び交っており、正確な情報が掴めないままだ。2018年10月時点で出演に関する報道がなされているのは、『デッドプール2』(2018)のジュリアン・デニソンと、『ブラックパンサー』(2018)のダナイ・グリラ、そして『スパイダーマン:スパイダーバース』(2019年公開)のブライアン・タイリー・ヘンリーのみ。ただしダナイは交渉の初期段階だと伝えられていたにすぎず、契約の成立については不明だ。
また本作には『GODZILLA ゴジラ』(2014)の続編『Godzilla: King of the Monsters(原題)』に続いてミリー・ボビー・ブラウンやカイル・チャンドラー、中国人女優チャン・ツィイーも続投するとみられているが、こちらは続報の到着を待ちたい。
映画『ゴジラ vs キングコング(邦題未定、原題:Godzilla vs Kong)』は2020年5月22日に米国公開予定。監督は『サプライズ』(2011)や『ザ・ゲスト』(2014)、『デスノート/Death Note』(2017)のアダム・ウィンガードが務める。
デミアン・ビチル出演、映画『死霊館のシスター』は2018年9月21日より全国の映画館にて公開中。