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『マイティ・ソー バトルロイヤル』ヘラ役ケイト・ブランシェット、再登場に前向き ― サノスとのタッグも「いいですね」

『マイティ・ソー バトルロイヤル』
©Marvel Studios 2017

映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)で主人公ソーを苦しめたヴィラン、ヘラ役のケイト・ブランシェットが、マーベル・シネマティック・ユニバースへの再登場に前向き…かもしれない。

最新作『ルイスと不思議の時計』(2018年10月12日公開)の米国プロモーションで米FANDOMの取材に応じたケイトは、ヘラ役を再び演じる意欲について「もちろんありますよ」と回答したのである。

注意

「マンダロリアン シーズン3」「アソーカ」解説

この記事には、『マイティ・ソー バトルロイヤル』のネタバレが含まれています。

もっともインタビュアーの質問に対して、ケイトより早く言葉を続けたのが『ルイスと不思議の時計』で主演を務めたジャック・ブラックだった。「実際、誰も彼女が死んだところを見てませんからね。確かに炎の中には落ちていったけど」とケイトに話しかけたのである。ジャック・ブラック、ちゃんと『マイティ・ソー バトルロイヤル』を観ていたのだ! ところがケイトは、なぜかジャックのキラーパスを「でも、あれは死んでるっぽいですよね」と叩き落としている。

「(ヘラを登場させるために)道を戻る方法はあると思います。でも(マーベル・シネマティック・ユニバースが)常に先へと進んでいるのを私は知ってますから、どうでしょうね? 何についても、私は決して“ノー”とは言いませんよ。」

またケイトは、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)に登場したサノスとのチームアップにも「いいですね。(実現すれば)まずいことになりますよ」と前向きだ

『マイティ・ソー バトルロイヤル』
『マイティ・ソー バトルロイヤル』MovieNEX発売中 ©Marvel Studios 2017

実は“ヘラの再登場”については、2017年11月に気になる情報が入っている。ハルク役のマーク・ラファロが、ケイト・ブランシェットや『ドクター・ストレンジ』(2016)でエンシェント・ワンを演じたティルダ・スウィントンと「最近仕事をした」と話していたのである。ただし、これが『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』の撮影だったのか、その真相はいまだ不明のままだ。
また『アベンジャーズ』第4作で“タイムトラベルが起こる”という説がささやかれる中、ケイトがヘラについて「死んでるっぽい」としながら「道を戻る方法はある」と話しているのも気になるが…これはさすがに深読みが過ぎるというものだろうか。

ちなみにこのインタビューでケイトが鮮やかなのは、『マイティ・ソー バトルロイヤル』やマーベル映画についての質問に、見事に『ルイスと不思議の時計』を絡めながら応答しているところである。

「(『ルイスと不思議の時計』では)カイル・マクラクランが恐ろしい魔術師を演じているんですが、とにかく重要なのは、魔法は良い方にも悪い方にも使えるということ。自分が痛みを知らなければ、良い魔法もすぐに邪悪なものへと変わってしまいかねません。だから、ヘラも良い方に変われるかもしれませんよね。わかりませんけど。」

映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』MovieNEXは現在発売中。
なお、ケイト・ブランシェットの出演最新作『ルイスと不思議の時計』は2018年10月12日より全国ロードショー。

『ルイスと不思議の時計』公式サイト:https://lewis-movie.jp/

Sources: FANDOM, Comicbook.com
©Marvel Studios 2017

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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