『マイティ・ソー バトルロイヤル』ヘラ役ケイト・ブランシェット、再登場に前向き ― サノスとのタッグも「いいですね」

映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)で主人公ソーを苦しめたヴィラン、ヘラ役のケイト・ブランシェットが、マーベル・シネマティック・ユニバースへの再登場に前向き…かもしれない。
最新作『ルイスと不思議の時計』(2018年10月12日公開)の米国プロモーションで米FANDOMの取材に応じたケイトは、ヘラ役を再び演じる意欲について「もちろんありますよ」と回答したのである。
Exclusive: Cate Blanchett is open to playing Hela again but requests a specific change to the character pic.twitter.com/2CLlWNqSuj
— FANDOM (@getFANDOM) 2018年9月7日
もっともインタビュアーの質問に対して、ケイトより早く言葉を続けたのが『ルイスと不思議の時計』で主演を務めたジャック・ブラックだった。「実際、誰も彼女が死んだところを見てませんからね。確かに炎の中には落ちていったけど」とケイトに話しかけたのである。ジャック・ブラック、ちゃんと『マイティ・ソー バトルロイヤル』を観ていたのだ! ところがケイトは、なぜかジャックのキラーパスを「でも、あれは死んでるっぽいですよね」と叩き落としている。
「(ヘラを登場させるために)道を戻る方法はあると思います。でも(マーベル・シネマティック・ユニバースが)常に先へと進んでいるのを私は知ってますから、どうでしょうね? 何についても、私は決して“ノー”とは言いませんよ。」
またケイトは、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)に登場したサノスとのチームアップにも「いいですね。(実現すれば)まずいことになりますよ」と前向きだ。

実は“ヘラの再登場”については、2017年11月に気になる情報が入っている。ハルク役のマーク・ラファロが、ケイト・ブランシェットや『ドクター・ストレンジ』(2016)でエンシェント・ワンを演じたティルダ・スウィントンと「最近仕事をした」と話していたのである。ただし、これが『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』の撮影だったのか、その真相はいまだ不明のままだ。
また『アベンジャーズ』第4作で“タイムトラベルが起こる”という説がささやかれる中、ケイトがヘラについて「死んでるっぽい」としながら「道を戻る方法はある」と話しているのも気になるが…これはさすがに深読みが過ぎるというものだろうか。
ちなみにこのインタビューでケイトが鮮やかなのは、『マイティ・ソー バトルロイヤル』やマーベル映画についての質問に、見事に『ルイスと不思議の時計』を絡めながら応答しているところである。
「(『ルイスと不思議の時計』では)カイル・マクラクランが恐ろしい魔術師を演じているんですが、とにかく重要なのは、魔法は良い方にも悪い方にも使えるということ。自分が痛みを知らなければ、良い魔法もすぐに邪悪なものへと変わってしまいかねません。だから、ヘラも良い方に変われるかもしれませんよね。わかりませんけど。」
映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』MovieNEXは現在発売中。
なお、ケイト・ブランシェットの出演最新作『ルイスと不思議の時計』は2018年10月12日より全国ロードショー。
『ルイスと不思議の時計』公式サイト:https://lewis-movie.jp/
Sources: FANDOM, Comicbook.com
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