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『ヘラクレス』実写版、アニメとは異なるアプローチに ─ 『アベンジャーズ』ルッソ監督が製作「マーベル映画のように新しいことを」

ヘラクレス
© Buena Vista Pictures 写真:ゼータ イメージ

ディズニーの人気アニメ映画『ヘラクレス』(1997)の実写映画版は、オリジナルとは異なるアプローチで製作されることになりそうだ。プロデューサーを務める『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)のアンソニー&ジョー・ルッソが米Colliderにて語った。

アンソニーいわく、ルッソ兄弟が『ヘラクレス』に参加したのは「僕らも子どもたちも『ヘラクレス』の大ファンだから」。ディズニーの内部で企画が存在することを聞きつけた二人は、“なぜ自分たちがプロデューサーにふさわしいと思うのか”をプレゼンし、プロデュースの機会をつかんだという。

現在、企画は開発の初期段階にあり、ルッソ兄弟も何かを言える状態ではないとのこと。オリジナルのミュージカル要素が引き継がれるかどうかは「どちらとも言えない」というが、「音楽は含まれることになるでしょう」。その一方、『ライオン・キング』(2019)をはじめとするディズニーの実写映画版でしばしば取り入れられる、アニメ版に忠実なアプローチには取り組まない意向は示されている。

「僕たちは常に、なにか新しいものをもたらさなければならないと考えています。なぜならストーリーテラーとして、そのまま移し替えることには関心を持てないから。すでにマーベル映画では同じことをやりました。コミックをそのままやるようなことをしないのは、もしもそのストーリーが良いのなら、コミックを読めばいいと思っているためです。新たなストーリーを提供することになりますよ。オリジナル版にのっとり、インスパイアされたものにはなりますが、新しい要素も取り入れていきます。」

アニメ『ヘラクレス』は、全知全能の神・ゼウスの息子、ギリシャ神話の英雄ヘラクレスの物語を原案に、人間界で育ったヘラクレスが神に戻るまでの冒険を描いたファンタジー・ミュージカル。実写版の脚本には、マーベル・シネマティック・ユニバース作品『シャン・チー&ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス(原題)』『ワンダーウーマン 1984』のデイブ・キャラハムが就任している。

ルッソ兄弟、「ガッチャマン」でも同じ取り組み

Source: Collider

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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