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トム・ヒドルストン、ロキ役は「29歳の時にキャスティングされて、今は41歳になった」

ロキ
(C)2021 Marvel

『マイティ・ソー』(2011)の憎めないヴィラン、“悪戯の神”ことロキ役でマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)デビューを飾り、すでに10年以上も同役を演じ続けているトム・ヒドルストン。『マイティ・ソー』の公開当時、ほぼ無名に等しかったヒドルストンは同シリーズの続編と『アベンジャーズ』シリーズに出演し、押しも押されぬ大スターに。ディズニープラス(Disney+)のドラマ「ロキ」(2021‐)では遂にMCUで主役を張り、『アイ・ソー・ザ・ライト』(2015)『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)などマーベル以外の作品でも大活躍している。

飛ぶ鳥を落とす勢いで躍進中のヒドルストンが、『シンデレラ』(2015)やドラマ「パム&トミー」などで知られるリリー・ジェームズと米Varietyの取材で対談。ロキを演じることについて質問されたヒドルストンが、「僕にとってロキは、何年もかけて大きく変化しました。僕が29歳だった時にキャスティングされて、今は41歳ですから」と、時の流れを感じさせるコメントで回答している。

続けてジェームズが、「ロキを世に出して成長させ、変化させたあなたは凄いですね」と言うと、ヒドルストンがキャラクターの変遷と役作りについて説明している。

「最初はカツラと衣装で、いつものように仮面から抜け出して偽りのない何かを解き放とうとしました。ドラマ化された時には、ロキは慣れ親しんだものから全てをはぎ取られたんです。文字通り、身ぐるみ剝がされてジャンプスーツを着せられ、そのステータスは無くなりました。今では誰もが知っているキャラクターですが、彼を開放して新たな側面を見い出し、キャラクターの変化と成長に挑戦しています。

ロキ
(C)2021 Marvel

まさに、この11年間でロキと共に歩んだ道のりは、ヒドルストン自身にとっても同じような成長と変化があったに違いない。常に進化を遂げていくキャラクターだからこそ、役者として演じ続ける醍醐味があるのではないだろうか。そんなロキ&ヒドルストンの二人三脚はこれからも続いていく予定で、「ロキ」シーズン2の撮影はロンドンにて現在進行中だ。

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    Source:Variety

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    Hollywood

    ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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