トム・ホランド、『スパイダーマン』第4作前に休みを取る予定

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『スパイダーマン』シリーズの完結編となる『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が、世界中で空前の大ヒットを放って記録を更新しまくっている。だが、主演のトム・ホランドは噂されている第4作に復帰する前に、「休みを取りたい」と心境を明かしている。
人気ビデオゲームの実写化となる最新作『アンチャーテッド』のため、ブラジルのメディアCinePOPの取材に応じたホランド。このプロモーション活動を終えた後、『スパイダーマン』第4作のためにスパイダーマンのコスチュームへ戻りますかと質問され、こう回答している。
「Appleのテレビ番組の撮影へ戻ります。すごくワクワクしていますが、そのテレビ番組を終えたら、休暇を取ると自信を持って言えます。」
ホランドが言う“Appleのテレビ番組”とは、アンソロジー・シリーズ「The Crowded Room(原題)」のこと。本企画はダニエル・キイスの小説『24人のビリー・ミリガン』( ハヤカワ・ノンフィクション文庫)を基にした作品となり、ホランドは多重人格障害を理由に史上初めて無罪判決を受けた男、ビリー・ミリガンを演じる予定だ。
思えばホランドは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)でスパイダーマンとしてデビューして以来、MCU作品以外にも『エジソンズ・ゲーム』(2019)、『悪魔はいつもそこに』(2020)、『チェリー』(2021)など異なるジャンルの作品に挑戦。『スパイ in デンジャー』(2019)と『2分の1の魔法』(2020)では声優にもチャレンジし、まさに息をもつかせぬ勢いでキャリアを重ねてきた。
2021年2月にもホランドは、マーベル・スタジオならびにソニー・ピクチャーズと交わしている契約が満了するタイミングで、「休みを取って、世界を旅したいです。誰とも契約していないのは、マーベルとの契約以来初めてなんで」と語っていた。
『スパイダーマン』シリーズが一段落着いたこともあり、「The Crowded Room」の撮影終了後はタップリと休みを取り、次なるプロジェクトのために英気を養ってほしいものだ。
Source:CinePOP