『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』徹底解説 ─ あらすじ、小ネタからキャスト情報まで完全ガイド


1989年、イギリス・イングランド出身。1999年にBBC製作ドラマ「デビッド・コパーフィールド」で俳優デビューを飾る。11歳で『ハリー・ポッター』シリーズの主役に大抜擢され、世界的な知名度を獲得。以降、2012年製作『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』までの全8作で主演を務めた。2011年にはブロードウェイ・ミュージカル『How to Succeed in Business Without Really Trying(原題)』のリバイバル版(1961年初演)で主演を務め、キレキレのダンスと歌唱パフォーマンスを披露している。
『ハリー・ポッター』以降は、『キル・ユア・ダーリン』(2013)『ホーンズ 容疑者と告白の角』(2013)「ヤング・ドクター」(2012-2013)など、映画・ドラマ作品への積極的な出演を見せる。このほか、ポール・ダノと共演のインディペンデント映画『スイス・アーミー・マン』(2016)や『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』(2016)などの話題作で存在感を放った。次回作として、両手に拳銃を固定された主人公を演じるサバイバル・アクション映画『ガンズ・アキンボ』の日本公開を2021年2月に控える。
ルパート・グリント(ロン・ウィーズリー役)

1988年、イギリス・イングランド出身。2001年に『賢者の石』でスクリーン・デビューを飾る前は、学校や地元の劇団で上演される舞台に立っていた。『ハリー・ポッター』の大ファンだったというグリントは、中でも好きだったロン役に狙いを定めてオーディションに応募。ロンをイメージした即興ラップや原作小説のセリフを読んだビデオを送るなど、熱烈なラブコールで見事役を勝ち取った。
『ハリー・ポッター』完結後の2013年には、シャイア・ラブーフ主演の映画『バレット・オブ・ラブ』に出演。『スナッチ』(2000)のドラマ・リメイク版「スナッチ・ザ・シリーズ」(2017-)ではプロデューサー・デビューを果たした。スリラー・ホラーの名手M・ナイト・シャマラン製作総指揮・監督のドラマシリーズ「サーヴァント ターナー家の子守」(2019)では怪演を見せている。2019年には「東京コミコン」のため来日した。

エマ・ワトソン(ハーマイオニー・グレンジャー役)
View this post on Instagram
1990年、イギリス人の両親のもとフランス・パリに生まれる。5歳までパリで過ごした後、イギリス・オックスフォードに移住した。スクリーン・デビューは『ハリー・ポッターと賢者の石』。8回のオーディションを経て、ハーマイオニー・グレンジャー役を射止めた。『ハリー・ポッター』完結後も継続して映画に出演。『マリリン 7日間の恋』(2011)『ウォールフラワー』(2012)『ノア 約束の方舟』(2014)など、注目作・話題作を経た後、2017年に実写映画版『美女と野獣』のヒロイン、ベル役に起用された。直近では『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)に出演している。フェミニズム運動にも熱心に取り組んでおり、2014年には国連組織UN Womenの親善大使に任命された。