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【インタビュー】「ザ・ボーイズ」シーズン2、ブッチャー役カール・アーバン&MM役俳優が明かすザ・ボーイズの今後「機能不全の家族」

ザ・ボーイズ シーズン2

2020年9月4日(金)よりシーズン2がいよいよ配信開始となるAmazon Originalシリーズ「ザ・ボーイズ」。これに先がけて、THE RIVERでは製作者&キャストから届いたインタビューを5日連続でお届けしている。

配信開始2日前となった本日(現時点)に登場するのは、スーパヒーローを嫌う“ザ・ボーイズ”のリーダー格ビリー・ブッチャーを演じるカール・アーバンと、ブッチャーとは長い付き合いで、家族をいつも想うマザーズミルク(通称:MM)役ラズ・アロンソだ。

命がけの戦いに挑む仲間であり、常にいがみ合ってもいる“ザ・ボーイズ”だが、2人によれば撮影現場では大の仲良しなのだそう。本記事では、アーバンとアロンソが撮影での様子やシーズン2で“ザ・ボーイズ”の今後などを話しているので、ぜひチェックして頂きたい。

ザ・ボーイズ シーズン2
カール・アーバン:右

「ザ・ボーイズ」ブッチャー役カール・アーバン、マザーズ・ミルク役ラズ・アロンソ インタビュー

── ブッチャーとMM、フレンチーはとても良いチームで、長年一緒にやっているように見えました。それは撮影時でもそうなのでしょうか? 撮影時の皆さんは、どんな様子なのでしょうか?

ラズ:私はシーズン1のエピソード3から合流しました。少しこのグループには遅れて加わったんです。カールとトメル(・カポン、フレンチー役)は既に一緒に撮影していましたし、エピソード1と2ではジャック(・クエイド、ヒューイ役)も一緒でした。私はそのなかでは新入りでしたけど、その新しさがもたらすものもあります。エピソード3では、マザーズ・ミルクがチームに合流します。フレンチーとは過去に因縁があるようで、その原因はシーズン2で明らかになります。

シーズン2になると、私たちは家族になっています。機能不全の家族ですが、家族なんです。不完全な家族関係がどんなものかを見せることになりますが、最終的には一緒にいます。そして(家族として)一緒に行動できるように動くんです。そこがこの物語の内側にある素晴らしさで、物語全体でもそうなるために戦っています。

ザ・ボーイズ シーズン2
ラズ・アロンソ:左

カール:セットではトメルもラズもジャックもチームとして一緒にいます。共に楽しみ、笑い、スタッフも“ザ・ボーイズ”が一緒にいる時間を楽しんでいます。効率良く仕事をこなしつつ、楽しく撮影もしています。このドラマでは、ラズや皆と一緒に仕事ができていて、皆のことをとても愛し、尊敬しています。とても最高な作品です。そんな彼らともっと一緒に仕事ができることになって、とてもありがたいと思っています。きっと更に面白いことになっていくと思います。

── この番組はかなり過激ですが世界中で受け入れられました。なぜ視聴者はこの過激な番組を支持したのだと思いますか?

ラズ:視聴者が支持したのは共感できたからだと思います。自分とキャラクターの共通点を見つけられることができたからでしょう。現実では、完璧な人間などいません。欠点のあるヒーローと欠点のあるヴィランを見ることで、世界をよりリアルに感じさせることができます。空を飛ぶ人間も同時にとても不安定であるから、より受け入れられます。ですから、善人の側にも悪人の側にも、不完全で現実にもあるような欠点を持った人間がいることで、私たちの作品がとても共感しやすくなっているんです。

── カール、あなたはいかがでしょうか?

カール:私もラズと同感です。これ以上私にはうまく言えないでしょう。

ザ・ボーイズ シーズン2

「ザ・ボーイズ」 シーズン2は全8エピソード。2020年9月4日(金) 第1話~第3話、第4話以降は10月9日まで毎週金曜日に配信。

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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