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『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』監督が語る、エンドロールを全て見るべき理由 ― ポストクレジットシーンの有無は不明

今やマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)において、エンドロール後の「ポストクレジットシーン」は恒例のお楽しみとなった。数多の大作映画において、ポストクレジットシーンの有無が話題となる風潮を作ったのがMCUだといっていいだろう。

しかし、その集大成となる映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』において、ポストクレジットシーンが存在するかどうかはわからない。アンソニー&ジョー・ルッソ監督は、ネタバレの自粛をファンに求めるほどの厳戒態勢下で、“お約束”の有無すら明言しない姿勢なのだ。
そんな中、米BackstageOLのインタビューにて「(観客は)本編の終了後も残っていた方がいいんでしょうか?」と尋ねられた二人は、ポストクレジットシーンに関係なく“エンドロールをすべて見るべき理由”を教えてくれた。

ジョー: 残らなくてもいいかもしれませんね(笑)。

アンソニー: クレジット(エンドロール)を見る理由はありますよ。クレジットが始まると、名前が次々に出てきます。映画スターに次ぐ映画スターの名前がずっと続いていくんです。映画の最後にあれほどの俳優の名前が並ぶのを、かつて誰も見たことがないと思いますよ。

思えば、確実に登場するヒーローを演じる俳優を思い出すだけでも、ロバート・ダウニー・Jr.やベネディクト・カンバーバッチ、クリス・エヴァンス、クリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソン、マーク・ラファロ、ドン・チードル、クリス・プラットなど数え始めればきりがないほどの映画スターが並ぶ。さらにサノス役のジョシュ・ブローリンのほか、ポスターにはイドリス・エルバやベニチオ・デル・トロの名前もあり、おそらく明かされていない出演者も本編には多数登場することだろう。まさしく現代最強のオールスター映画、そのエンドクレジットを観ること自体がかけがえのない映画体験というわけだ。

2018年4月23日(米国時間)、ついに『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のワールド・プレミアが開催される。会場に現れる顔ぶれから、きっと本編に登場する俳優を察することもできるだろう。劇場公開を控えて、ついに本編の初公開が間近に迫っている!

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日より全国ロードショー

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』公式サイト:http://cpn.disney.co.jp/avengers-iw/

Source: BackstageOL

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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