『ジャングル・クルーズ』『フリー・ガイ』日本公開が延期に

ウォルト・ディズニー・ジャパンが、ドウェイン・ジョンソン&エミリー・ブラント主演『ジャングル・クルーズ』および、ライアン・レイノルズ主演『フリー・ガイ』の日本公開を延期することを正式に発表した。両作は新型コロナウイルスの影響を受け、米国での公開が見送られていた。
当初、『ジャングル・クルーズ』は2020年7月24日(金)に公開予定だったが、新たに「2021年公開」と告知されている(米国では2021年7月30日公開)。同じく、『フリー・ガイ』は2020年8月14日(金)に公開予定だったところを「近日公開」とされた。
『ジャングル・クルーズ』はディズニーの人気アトラクションを実写映画化するもので、アマゾンに伝わる不老不死の伝説〈奇跡の花〉を求め、女性医師リリー(エミリー・ブラント)とクルーズ・ツアーの船長フランク(ドウェイン・ジョンソン)が、ミステリアスなジャングルを舞台に冒険を繰り広げる物語。“近づく者は全て呪われる”というアマゾンの上流奥深くにある「クリスタルの涙」をめざし、〈奇跡の花〉をめぐる争奪戦が幕を開ける。監督は『フライト・ゲーム』(2014)『トレイン・ミッション』(2018)のジャウム・コレット=セラ。
『フリー・ガイ』は、自分がオープンワールドゲームのNPC(ノンプレイヤーキャラクター)だと気付いた主人公、ガイの物語。ルール無用、暴力にあふれた街で、毎日強盗に襲われている銀行窓口係のガイは、ある日ついに強盗に反撃。奪った眼鏡を掛けると、今まで見えていなかったアイテムやミッション、謎の数値が街中に隠されていたことを知る。監督は『ナイト ミュージアム』シリーズや「ストレンジャー・シングス」のショーン・レヴィが務め、共演者には「キリング・イヴ/Killing Eve」ジョディ・カマー、映画監督・脚本家・俳優のタイカ・ワイティティら。
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