『ジョン・ウィック』第4作、2021年5月21日米国公開決定 ─ キアヌ・リーブス主演、まだまだ終わらない

キアヌ・リーブス主演のスタイリッシュ・アクション、映画『ジョン・ウィック』シリーズの第4作(タイトル未定)が2021年5月21日に米国公開されることがわかった。シリーズの製作を務めるライオンズゲート社が発表した。

『ジョン・ウィック』シリーズは2014年に第1作、2017年に第2作『ジョン・ウィック:チャプター2』が製作され、いずれも大ヒットを記録。2019年5月17日(現地時間)に第3作『ジョン・ウィック:パラベラム』が米国公開されるや、オープニング興行収入のシリーズ最高記録を更新、さらに『アベンジャーズ/エンドゲーム』の4週連続第1位を阻止する人気ぶりを示していた。
さらに、『パラベラム』は劇場公開前から「シリーズ最高傑作」との声がメディアやSNSにて飛び交い、米大手レビューサイトRotten Tomatoesでは88%フレッシュという高評価を獲得(2019年5月20日時点)。「地球上で最も優れたアクション」「世界最高級のスーパー暗殺者」「アクションがアートの域に達している」とのコメントも寄せられている。

興行・批評の両面で快進撃を続けている『ジョン・ウィック』だけに、スタジオ側が続編を作りたがるのは当然だろう。しかも本作の場合、シリーズの監督を務めてきたチャド・スタエルスキ、主演のキアヌ・リーブスもさらなる継続に意欲を示してきた。チャド監督は「続編のアイデアはある、すべてはファンと興行成績しだい」との姿勢を貫き、キアヌも「自分ができるかぎり、観客に求められるかぎり」と発言。ちなみに、コンチネンタルホテルの支配人ウィンストン役のイアン・マクシェーンも「『ジョン・ウィック』は10年続けられる」と述べている。
『ジョン・ウィック:パラベラム』にて、孤高の殺し屋ジョン・ウィックの物語はクライマックスを迎えるという。しかし、クライマックスだからといって終わらなければならない理由はどこにもない。続編のたび犬が増えていく感があるだけに、こうなったら『101匹わんちゃん』を目指してほしい。
映画『ジョン・ウィック:パラベラム』は2019年10月全国ロードショー。第4作(タイトル未定)は2021年5月21日に米国公開予定。
『ジョン・ウィック:パラベラム』公式サイト:http://johnwick.jp/
Sources: Variety, GQ, Collider