『ジョーカー』続編、『ゲット・アウト』キャサリン・キーナーが 「秘密の役」で出演決定

DCコミックス原作『ジョーカー』(2019)の待望となる続編映画『Joker: Folie à deux(原題)』のキャストが徐々に決まりつつあるなか、さらに新メンバーが加わった米Deadlineによると、サスペンスホラー映画『ゲット・アウト』(2017)で主人公に催眠術をかけるミッシー・アーミテージ役が印象的だったキャスリン・キーナーが出演決定。『ジョーカー』続編には、“秘密の役”でアンサンブルキャストに参加するという。
キーナーは、『マルコヴィッチの穴』(2000)、『カポーティ』(2006)でアカデミー賞助演女優賞に輝いた演技派。コメディ映画『40歳の童貞男』(2005)、ファンタジー冒険映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』(2010)、NetflixのSFアドベンチャー映画『アダム&アダム』(2022)などにも出演し、幅広いジャンルの作品で活躍を続けている。
『ジョーカー』続編については、『ハリー・ポッター』シリーズのマッドアイ・ムーディ役で知られるベテラン俳優、ブレンダン・グリーソンのキャスティングが報じられたばかり。ジョーカー/アーサー・フレック役でホアキン・フェニックスが続投し、レディー・ガガがハーレイ・クイン役を演じる見込み。トッド・フィリップスが再び監督を務め、スコット・シルヴァーと共同脚本も兼任する。2022年8月には、前作でアーサーの空想の恋人であり、隣人のソフィー役にふんしたザジー・ビーツが出演交渉中だと伝えられた。
続編の舞台になると噂されているのは、『バットマン』シリーズでおなじみのヴィランたちが収容されている精神病院、アーカム・アサイラム。ハーレイ・クインとジョーカーが精神科医と患者として出会って恋に落ち、パートナーとなることでも知られている場所。ミュージカル映画になるとも言われているが、依然として全貌はベールに包まれた状態だ。
映画『Joker: Folie à deux(原題)』は2024年10月4日の米国公開予定。2022年12月より撮影開始の見込み。
Source:Deadline