クリス・エヴァンスから受け継ぐ炎、『ファンタスティック・フォー』ヒューマン・トーチ役ジョセフ・クイン ─ 「重責」だけど「自分のキャラクターにする」と意気込む

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品として製作される新作映画『ファンタスティック・フォー(原題)』に、ヒューマン・トーチ/ジョニー・ストーム役で出演するジョセフ・クイン。過去にクリス・エヴァンスらが演じた同役に、どのような意気込みで臨むのか?本人が米Entertainment Weeklyに思いを明かした。
歴代ヒューマン・トーチ役は、『ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]』(2005)と『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』(2007)でクリス・エヴァンスが、 リブート版『ファンタスティック・フォー』(2015)でマイケル・B・ジョーダンが務めた。エヴァンスにとっては2000年代にブレイクする大きなきっかけとなった役といわれており、クインの記憶にも印象強く残っているようだ。
「過去作でクリス・エヴァンスが演じたジョニー役が本当に楽しかったのを覚えているし、これは本当にエキサイティングな機会になるだろうと感じました。なので、絶対に出演するつもりでした。」
![ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]](https://theriver.jp/wp-content/uploads/2018/01/fantastic4-FSPBD1606_SB_S4.jpg)
クインにとって同役を演じることは、チャレンジングな機会でもあるだろう。エヴァンスのように観客に好感を与えるだけでなく、現代的かつ独自のジョニー・ストームを演じる必要もあるからだ。
実際、クインはオーディション時にエヴァンスが演じたバージョンを意識しなかったそう。その理由として、「自分のキャラクターにするからです」と意気込みを語っている。その上で、エヴァンスやジョーダンの後任を務めることは「重責を担うものです」と認めた。
ちなみに、4月頭にベルギーでファンイベントに登壇した際も、本作に起用された思いを明かしていたクイン。「クレイジーです。本当に興奮しています!まだ信じられません」とし、「マット(・シャックマン監督)と話した時、彼はこの作品に対して素晴らしいビジョンを持っていました。そしてこのキャストが揃っているのだから、決断するのは簡単でした。絶対に出演したかったんです」と熱く語っていた。
なおメインキャストはクインのほか、ミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズ役でペドロ・パスカル、インビジブル・ウーマン/スー・ストーム役でヴァネッサ・カービー、ザ・シング/ベン・グリム役でエボン・モス=バクラック。またシルバーサーファー役として、ドラマ「オザークへようこそ」(2017-2022)のジュリア・ガーナーの起用も発表された。
映画『ファンタスティック・フォー(原題)』は2025年7月25日米公開予定。
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Source:Entertainment Weekly,Comicbook.com