2019年マーベル映画『キャプテン・マーベル』にジュード・ロウが出演交渉中 ― 主人公を導く主要人物役で

2019年公開のマーベル・シネマティック・ユニバース作品『キャプテン・マーベル(原題:Captain Marvel)』にて、ジュード・ロウの出演交渉が行われていることがわかった。米Varietyが報じている。
このたびの情報によれば、ジュードが『キャプテン・マーベル』で演じるのは、主人公のキャロル・ダンバース/キャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)と対になる「男性側の主人公」。ドクター・ウォルター・ローソン/マー・ベル役として、主人公を導く“メンター”としての役割を担うようだ。ジュードは『キング・アーサー』(2017)や『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018年冬公開)など、SF/ファンタジー要素の強い作品へと出演が続くことになる。
本作の主人公キャロル・ダンバースは、空軍のパイロットであり、ひょんなことから異星人のDNAを体内に取り込んだことで、恐るべき強さや飛行能力などを身につけるという設定。ジュードが演じるウォルター・ローソンは、コミックではクリー人であり、もともとの「キャプテン・マーベル」なのである。こうした要素が映画版にどこまで引き継がれるかは不明だが、いずれにせよ主人公にとって非常に重要な存在であることは間違いないだろう。
『キャプテン・マーベル』は1990年代を舞台に、アベンジャーズが結成されるよりはるか以前の物語が描かれる。ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)も両目の姿で登場するようだ。なお、悪役には『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)のベン・メンデルソーンが出演交渉に入ったと報じられている。
ちなみにVarietyの記者であるジャスティン・クロール氏によると、ウォルター・ローソン/マー・ベル役には、ジュード以外にもキアヌ・リーヴスの名前が候補として挙がっていたようだ。果たして無事に契約締結となるのか……。
映画『キャプテン・マーベル』は2019年3月8日米国公開予定。脚本は『トゥームレイダー ファースト・ミッション』(2018年3月公開)のジェネバ・ロバートソン=ドゥウォレット、監督はアンナ・ボーデン&ライアン・フレックが担当している。
なおジュードの出演した最新作『キング・アーサー』のブルーレイ&DVDは現在発売中。
Sources: http://variety.com/2017/film/news/jude-law-captain-marvel-brie-larson-1202621673/
https://twitter.com/krolljvar/status/933421851547639808
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