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『ザ・フラッシュ』バットマン再演報道のマイケル・キートン、現在も出演交渉中か「全てはコロナ次第」

マイケル・キートン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/9355458050/

DCコミックスの単独映画『ザ・フラッシュ(原題:The Flash)』にて、およそ30年ぶりのバットマン再演が報じられたマイケル・キートンが、いまだ同作への出演契約を締結させていないことがわかった。キートン自らが現状を明かしている。

2020年6月、キートンはバットマン/ブルース・ウェイン役として、『ザ・フラッシュ』に再登場することが伝えられた。このとき交渉は初期段階にあり、その後は音沙汰がないままだったものの、キートン版バットマンを写したと思われるコンセプトアートが公開されていたことや監督のアンディ・ムスキエティがキートン版バットマンの役割について言及していたことから、契約は順調に進んでいるものと思われた。

このたび米Deadlineのインタビューに応じたキートンは、バットマンの再演について単刀直入に訊かれると、「それは少しばかり考える必要があります」と返答。「今もやることが多い」と多忙を口にするキートンは、「『ザ・フラッシュ』関係に割く時間が持てていない」と現状を明かしている。

「もしすでに(バットマン役の再演について)話しているなら、あなたには嘘をついているところです。本当に分からないんです。最終稿を読まなきゃいけませんね。」

少なくともキートンの元に『ザ・フラッシュ』の脚本は渡っているようだが、キートン自身、バットマン再演を確定したものと捉えていない模様。また、どうやらキートンには、ある大きな気がかりがあるようだ。インタビュアーに対して「何よりも私が心配していることがなにか、分かりますか?」と逆質問したキートンは、以下のように続けている。

新型コロナウイルスです。これが何より懸念していることです。イギリスでのコロナ禍の状況には注視しているんですけど、全てはそれ次第ですね。[中略]全企画については、これが私の最優事項です。もし命に落とさないくらい安全なものになれば、その時は話せるようになるでしょう。」

本作の撮影は、2021年春から夏の間にイギリスで実施予定。クランクインも間もなくかと思われているが、イギリスでは現在も新型コロナウイルスが猛威をふるい続けている。このままではコロナ禍での撮影実施は免れなさそうだが、こうした中でキートンはいかなる選択を下すのか。仮に交渉が成立しなかった場合、本作のストーリーに大きな影響を与えることになりそうだ。

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Source: Deadline

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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