マーベルドラマ「ロキ」撮影再開 ─ 約半年の休止を経て、出演者が認める

マーベル・シネマティック・ユニバースのドラマシリーズ、「ロキ(原題:Loki)」の撮影が再開されていることがわかった。出演者のググ・バサ=ローが明かしている。
「ロキ」の撮影は2020年1月に開始されたが、新型コロナウイルスの影響を受けて、3月中旬に中断されていた。米Forbesによれば、撮影は米ジョージア州アトランタにて再開されているとのこと。以前は8月の再開を目指すという報道もあったが、9月中旬に再開が認められた「ファルコン&ウィンター・ソルジャー(原題:The Falcon and the Winter Soldier)」と同じく、こちらもコロナ禍を経ての再始動が実現したようだ。
このたび、ローは「(作品の内容は)すべてについて秘密を守ると誓っているんですが、撮影に戻れて最高の気分です。こういう状況下ですが、全員ができるだけ安全に撮影しようと努めています」と語った。「良い感じですよ。とても楽しいし、(ドラマを)見てもらえるのが待ちきれません」。ちなみに撮影休止のあいだ、ローは自宅で絵を描いたり、本を読んだりして過ごしていたそう。「事態を軽んじるわけではありませんが、ある意味で、新しい視点を手に入れる機会になりました」とも語っている。
「ロキ」は『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)以降を舞台に、ロキが人類史のあちこちに出没し、歴史的事件に影響を与えていく物語。テーマはロキの“アイデンティティ”や“成長”ともいわれているだけに、これまでの作品にはなかった、かつてないロキの姿を見ることができそうだ。
出演者はロキ役のトム・ヒドルストンのほか、『ナイト ミュージアム』シリーズのオーウェン・ウィルソン、『美女と野獣』(2017)ググ・バサ=ロー、『イエスタデイ』(2019)ソフィア・ディ・マルティノー、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)リチャード・E・グラントら。製作総指揮・脚本は「リック・アンド・モーティ」(2013-)のマイケル・ウォルドロン、監督はNetflixドラマ「セックス・エデュケーション」(2019-)のケイト・ヘロン。
Source: Forbes