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アンソニー・マッキー、マーベルのドラマ展開に「すごく懐疑的だった」 ─ 「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」出演後、心境に変化

アンソニー・マッキー
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/48469165971/ Remixed by THE RIVER

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)初のドラマシリーズとして先陣を切った「ワンダヴィジョン」と「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」。配信が開始されるや、両作ともに圧倒的な視聴者数を記録するなど、マーベル・スタジオ初の試みを成功に導いた。「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で主演を務めたサム・ウィルソン役アンソニー・マッキーもその貢献人のひとりだが、当初はここまでの成功を予想していなかったようだ。

米MTV Movie & TV Awardsのレッドカーペットに登場したアンソニーは、米Varietyより「MCUの映画に初めて出た時、TVシリーズが作られると思いましたか」と問われるや、「思いませんでした」と回答。「TVシリーズというアイデアにすごく懐疑的でしたし、驚きもしました。映画でやることがテレビで置き換えられるなんて思いませんでした」と続けている。

マッキーの予想に反して、「ワンダヴィジョン」は、配信開始月である2021年1月の米国視聴者数でトップの成績を記録。本国メディアからは“世界で最も注目されるテレビ番組”とまで評された。続く「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は、その「ワンダヴィジョン」を上回り、ディズニープラス(Disney+)のドラマシリーズにおいて初週最高視聴数を記録した。また、それまでのMCUでは交わることのなかった作品同士のキャラクターがクロスオーバーしたり、各エピソードでサプライズを仕掛けられたりと、ドラマの特性が活かされた演出がファンを惹き付ける大きな要因にもなった。

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アンソニー自身、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」への出演を経て、それまで持っていた「懐疑心」が「成功への確信」に変わったのだろう。心境の変化を次のように明かしている。「彼ら(マーベル)がどれだけ巧みに、映画が持っていた素晴らしい視野を維持しながらディズニープラスで展開していったかに圧倒され、驚きもしました」。

今後も、MCUからはドラマ作品が続々と登場する。次回作は『マイティ・ソー』シリーズでおなじみ、トム・ヒドルストン演じるロキ初の単独作品「ロキ」。このほか「ホークアイ」や「ミズ・マーベル」「シーハルク」「ムーンナイト」など、映画群に劣らない豊富なラインナップが用意されている。いまやマーベル・スタジオの壮大なユニバース計画に欠かせない重要な要素となった。

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Source: Variety

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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