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『マダム・ウェブ』には「ジェシカ・ジョーンズ」と共通点がある?「一匹狼で少し気難しくて」と両作手がけた監督

マダム・ウェブ
(C) & TM 2024 MARVEL

『スパイダーマン』3部作を製作したソニー・ピクチャーズが贈る、新感覚のマーベル本格ミステリー・サスペンス映画『マダム・ウェブ』でメガホンを取ったS・J・クラークソンが、エピソード監督を務めたNetflixのマーベルドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」(2015‐2018)との共通点を語っている。

『マダム・ウェブ』は、<未来予知>の能力を突然手に入れた救急救命士キャシー・ウェブことマダム・ウェブが、未来で重要な使命を持つという3人の少女を救うために、蜘蛛の糸(ウェブ)のように絡み合った壮大な運命に巻き込まれていくさまが描かれる。

対する「ジェシカ・ジョーンズ」は、超能力を持つ私立探偵ジェシカ・ジョーンズが過去に深く負った心の傷に向き合いながら、事件を解決していく姿を追うサスペンスドラマ。クラークソンは、シリーズの幕開けを飾って方向性を決める重要なエピソード、シーズン1第1話・2話で監督を務めた。

マダム・ウェブ
(C) & TM 2024 MARVEL
Marvel ジェシカ・ジョーンズ
David Giesbrecht/Netflix

Total Filmの取材に応じたクラークソンが、『マダム・ウェブ』は「地に足が着いた気骨のあるトーン」で、『ジェシカ・ジョーンズ』を踏襲した作品だと示唆。ジェシカ・ジョーンズとキャシー・ウェブを“一匹狼”と称し、「2人とも少し気難しくて変わっているし、世界の隅っこにいますよね」と両キャラクターの共通点に言及し、「ジェシカ・ジョーンズはPTSDを患っていて、ある意味、その現実的な感覚が功を奏したし、『マダム・ウェブ』も同じだと思います」と付け加えた。

また、ジェシカもカサンドラも共にマーベルの女性スーパーヒーローであり、パワーの種類こそ違うものの超能力を操る点も同じだ。その他にも、サスペンスとミステリー主導のストーリー展開であるところも類似しており、両作にはかなり共通点が多いと言えそうだ。

マダム・ウェブ役で主演するのは、、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』シリーズや『サスペリア』(2018)などで知られるダコタ・ジョンソン。脇を固めるキャストには、ジュリア・カーペンター役で「ユーフォリア/EUPHORIA」(2019‐)のシドニー・スウィーニー、メアリー・パーカー役で「アメリカン・ホラー・ストーリー」(2011‐)などのエマ・ロバーツ、エゼキエル・シムズ役で『モーリタニアン 黒塗りの記録』(2021)のタハール・ラヒム、マッティ・フランクリン役で『ゴーストバスターズ/アフターライフ』(2020)のセレステ・オコナー、アニャ・コラゾン役で『トランスフォーマー/最後の騎士王』(2017)のイザベラ・メルセドが名を連ねる。

『マダム・ウェブ』は2024年2月23日(祝・金)に全国公開。

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Source:Total Film

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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