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『ハン・ソロ』公開2周年、続編求める声高まる

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
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『スター・ウォーズ』屈指の人気キャラクター、ハン・ソロの若き日の知られざる冒険を描いた映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』が、2020年5月25日で米公開から2周年を迎えた。

ハリソン・フォードが演じた銀河のアウトローを、気鋭の若手オールデン・エアエンライクが熱演。ファンに愛されたソロの細かな仕草までを再現し、不器用で無鉄砲ながら勇敢なヤング・ソロや、チューバッカの出会い、数々の曲者、ならず者との友情、裏切り、戦いが描かれた。

この作品の公開2周年を受け、『ハン・ソロ』続編を求める運動「#MakeSolo2Happen」が盛り上がりを見せている。Twitterでは、このハッシュタグが一時アメリカでトレンド入りを果たすまでの熱気を見せた。

『ハン・ソロ』は海外での興行収入が見込みほど振るわなかったことを受け、脚本のジョン・カスダンは続編の実現は「すぐには難しい」と語っている。しかし、オールデンは『ハン・ソロ』を含む3本のスター・ウォーズ映画の出演契約をルーカスフィルム結んだことを明らかにしており、事態が好転すればヤング・ソロ再登場の下地はあるのだ。『ハン・ソロ』はその後の展開に期待させるような、謎も残すような終幕となっており、続編を望む声が高まるのも無理はない。ドナルド・グローヴァーが演じたランド・カルリジアンやエミリア・クラークの演じたキーラのその後や、サプライズ登場を果たしたあのキャラクターについても気になるところだ。

『スター・ウォーズ』は、「Disney+」で好評のドラマ「マンダロリアン」がシーズン3まで更新。『ハン・ソロ』と同性質のスピンオフ映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)も「Disney+」で関連ドラマの製作が決定しており、ほかにタイカ・ワイティティ監督による新作映画や、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)ライアン・ジョンソン監督による映画新3部作、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギがプロデュースする新作映画、女性中心の新ドラマも決定している。今後のラインナップも目白押しだが、『ハン・ソロ2』が入る確率は……、確率なんてクソくらえだ!

DC映画『ジャスティス・リーグ』(2017)幻のディレクターズ・カット(通称スナイダー・カット)が、ファンからの根強い要望を受けて配信公開にこぎつけた例もあり、ファンのキャンペーン活動は影響力を強めている。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。