デッドプール原作者、マーベルから電話がかかってきて『デッドプール3』について何も言えなくなる

ついに、下ネタ大好きな“お喋りな傭兵”こと俺ちゃんデッドプールが、『デッドプール3(仮題)』をもってマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に初参戦を果たす。そんな、“R指定”のスーパーヒーローを生み出したコミック原作者のロブ・ライフェルドは、以前より第3作の情報について発信していたが、どうやらマーベルから箝口令が敷かれてしまったようだ。
ライフェルドはこれまでにファンへの親切心から、『デッドプール3』は「ウルヴァリンの映画」になると予告したり、ヒュー・ジャックマンの復帰を発表から知っていたという裏話を語っていた。
しかしサンディエゴ・コミコン2023にてComicbook.comのインタビューを受けたライフェルドは、『デッドプール3』について「マーベルとディズニーと約束したので、この映画については何も言えません」とダンマリ。「電話がかかってきてね。だから今回は何も言いません。何も言えない。質問されても何も言えません。言えることがないんです」とコメントして固く口を閉ざした。前回、自身が生み出した“お喋りな傭兵”よろしく色々と喋っていたところ、スタジオから口封じの刑に処されてしまった模様だ。
『デッドプール3』については、コミックでおなじみとなるイエローのコスチュームを身に着けたヒュー・ジャックマンが現場でキャッチされ、順調に撮影が進んでいたが、現在は米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキにより中断となっている。
待望となる第3作にはデッドプール役のライアン・レイノルズとヒュー・ジャックマンのほか、ヴァネッサ役のモリーナ・バッカリン、コロッサス役の声を担当したステファン・カピチッチ、盲目の老婆ブラインド・アル役のレスリー・アガムズ、タクシー運転手ドーピンダー役のカラン・ソーニ、日本人のミュータント忍者ユキオ役の忽那汐里、ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド役のブリアナ・ヒルデブランドが続投。また、旧20世紀フォックス映画『デアデビル』(2003)でエレクトラ・ナチオス役を演じたジェニファー・ガーナーが、約20年ぶりに同役を再演することも決定している。
新キャストには、ヴィラン役として「ザ・クラウン」シーズン4でダイアナ妃役を演じたエマ・コリン、「キング・オブ・メディア」(2018‐2023)のマシュー・マクファディンが名を連ねる。
監督は、『フリー・ガイ』(2021)『アダム&アダム』(2022)で主演のライアン・レイノルズとタッグを組んだショーン・レヴィ。脚本はシリーズ前2作のレット・リース&ポール・ワーニック、『マーベルズ』(2023)にも参加しているコミックライターのゼブ・ウェルズが執筆する。
映画『デッドプール3』は2024年5月3日に米国公開予定。
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Source:Comicbook.com























