『ファンタスティック・フォー』は「驚くべき方向へ進む」とプロデューサーが予告 ─ 「ワンダヴィジョン」監督が手がけるマーベル大黒柱

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のフェーズ6で初参戦を果たす『ファンタスティック・フォー(原題)』について、MCUのプロデューサーがヒントを与えている。
現時点で本作の設定やプロット、キャストなどは発表されておらず、全貌はベールに包まれたまま。まだまだ謎多き『ファンタスティック・フォー』について、MCUで6作品のプロデュースを手がけたネイト・ムーアが、米Deadlineのインタビューにてその方針をわずかに明かした。「マット・シャックマンが監督を務めます。彼は非常に才能があり、我々のために『ワンダヴィジョン』も手がけてくれました。人々は、僕たちが取り組んでいることにかなり驚くと思います」と答え、意外な方向へ進むことを示唆している。
もちろんムーアは、マーベル・スタジオがどんなことに取り組んでいて、どんな要素で観客を驚かせるつもりなのか詳述はしていない。ムーアは、MCUで初となる黒人スーパーヒーローを主人公にした『ブラックパンサー』シリーズ2作に加え、多様性あふれるキャラクターが集結した『エターナルズ』(2021)、アベンジャーズが意見の対立から分裂してしまう『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)など、それぞれテーマやテイストが異なる作品を手がけた敏腕プロデューサーだ。「かなり驚くと思う」と豪語していることから、かなりの期待作になりそう。
なお、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長も、『ファンタスティック・フォー』を「今後のMCUで大黒柱にしていく計画」だとコメントしている。名実ともに、本作はフェーズ6からMCUを背負う大きな存在になりそうだ。
マーベル・シネマティック・ユニバース版『ファンタスティック・フォー(原題)』は2024年初旬に撮影開始、2025年2月14日に米国公開予定。
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Source:@Deadline