『ミッション:インポッシブル』新作は『トップガン マーヴェリック』並の完璧な映画になると出演者が自信
トム・クルーズ主演『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』に出演しているヘイリー・アトウェルいわく、本作ではトム・クルーズのこだわりがたっぷり詰まった自信作となりそうだ。英Digital Spyのインタビューにて語っている。
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)のペギー・カーター役で知られるアトウェルは、この度『ミッション:インポッシブル』シリーズ初参加となる。アトウェルが演じるグレースはイーサン・ハントにもひけを取らない存在感を持つキャラクターだという。
2020年9月に撮影が始まった本作は、コロナ禍の影響を受けて2度の撮影中断を余儀なくされ、2021年9月に撮影終了。撮影中はトム・クルーズが新型コロナウイルス感染拡大防止の現場ルールを守らないスタッフを激怒したことも話題となった。
公開延期にも見舞われたが、アトウェルは「たまたま遅れたわけではない」と述べる。そこには、トムの仕事に対する完璧主義が関係していたことを、次のように語った。
「ミスター・クルーズは、自分が何をすべきか本当によく分かっているんです。彼は、この作品が観客に刺激を与え、彼らを心底夢中にしたいと願っています。ですから準備が整うまで、公開されるまで、私たちは止まりません。トムはとても観客への想いが強い人。この作品は観客のためのものなのだと。彼らを喜ばせ、スリルを与え、そして感動させる作品です。」
こだわりを持って製作された『デッドレコニング PART ONE』について、アトウェルは2022年最大のヒット作『トップガン マーヴェリック』にも劣らない出来のものだとの自信を見せている。
「『トップガン マーヴェリック』で見事にこなしたものと同様のものが見られます。全てのディティールを、確実にバッチリ完璧に仕上げています。シリーズのファンの期待にこたえるだけでなく、新しいファンを作品と登場人物に引き込む作品になっていますよ。」
トムの映画製作に賭ける並々ならぬ情熱は『トップガン マーヴェリック』でも幾度となく証明されてきたが、『ミッション:インポッシブル』最新作からも驚くべきエピソードがたくさん聞こえてくることだろう。
映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は2023年7月21日公開予定。
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Source:Digital Spy
Text:Yuka Shingai,中谷直登