『マッドマックス:フュリオサ』ジョージ・ミラー、『マイティ・ソー5』監督就任に前向き? ─ 「クリス・ヘムズワースとならどんな企画でも」

『マッドマックス』サーガ最新作『マッドマックス:フュリオサ』では、ヴィラン役に『マイティ・ソー』シリーズのクリス・ヘムズワースが起用された。ジョージ・ミラー監督は同作でヘムズワースの才能を目の当たりにしたようで、彼との再タッグを希望している。
ミラー監督といえば、『マッドマックス』シリーズのほかにも『ハッピー フィート』シリーズやコメディ映画『ベイブ/都会へ行く』(1998)、ファンタジーロマンス『アラビアンナイト 三千年の願い』(2022)など、幅広いジャンルを手がけてきた人物。2000年代後半にはDC『ジャスティス・リーグ』の実写化も進めていたが、当時巻き起こった脚本家のストライキにより企画を断念したという過去もある。
このたび米Comicbook.comのインタビューに登場したミラー監督は、『フュリオサ』でヘムズワースとの仕事について振り返った。その中で、『マイティ・ソー』シリーズ第5作での再タッグの可能性について聞かれると、このように答えた。
「クリスとならどんな企画でも一緒に仕事したいです。本当ですよ。彼は素晴らしい俳優です。彼はどんなことでも出来てしまいます。(『フュリオサ』での)究極的にかなり複雑な役柄を引き受けるには、肉体的に運動神経がよいだけじゃなくて、感情的にも知性的にも運動神経がよくなければいけませんから。」

『マイティ・ソー』シリーズは現在、第5作の実現が期待されているところ。一方、前2作でメガホンを取ったタイカ・ワイティティは監督続投を辞退する旨の発言をしており、後任者への注目も集められている。第4作『ソー:ラブ&サンダー』(2022)のエンディングではソーの再登場が宣言されたが、ヘムズワース自身、同役再演に後ろ向きなコメントを繰り出している状況でもある。
第5作の実現はヘムズワース次第ということになりそうだが、ミラー監督ならヘムズワース版ソーの新境地を見出してくれるかもしれない。その上、ミラー監督にとってはスーパーヒーロージャンルへのリベンジ作としても注目を集めそうだ。過去にはTHE RIVERのインタビューで、「スーパーヒーロー映画にも常に関心があります」と語っている。
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Source:Comicbook.com