【ネタバレ】「ムーンナイト」第1話、今後のマーベルに繋がる特大予告をしていた説

この記事には、「ムーンナイト」第1話のネタバレが含まれています。

スティーヴンが飛ばされた村、もしかしてドクター・ドゥームのラトベリア王国?
「ムーンナイト」第1話で、別人格に身体を乗っ取られている様子だった主人公スティーヴン・グラントは、ピンチの度に気を失い、気付いたら暴力的な形で事態が収まったらしき後だった、という出来事を連続的に経験する。
第1話の序盤、自宅で過ごしていたはずのスティーヴンは、目が覚めると身知らぬ草原で倒れていた。体も痛む。どこからから「ここはお前が来る場所ではない」「身体をマークに返せ」と謎の声も聴こえる。事態を全く読み込めないスティーヴンが振り返ると、巨大な城がそびえ立っている。城の衛兵が発砲しながら迫ってくると、スティーヴンは必死で逃げ出す。
この欧州風の村がどこなのかは不明だが、米Comicbook.comは、『ファンタスティック・フォー』のヴィラン、ドクター・ドゥームが統治するラトベリア王国なのではいか、との説を提示している。
魔術と科学技術を融合させた秘技を極めたドゥームは、祖国ラトベリアの王位を奪い、暴君として強権主義的に支配しつつ、国外の脅威から国を守った。キャッスル・ドゥームという城に住んでいたという設定もあることから、「ムーンナイト」に登場した村は、実はラトベリアなのではないかとの考え方だ。
劇中でスティーヴンは城の衛兵に追われたが、彼らは緑のジャケットを着用していた。奇妙なことに、ドクター・ドゥームも緑のローブ姿で有名である。
既にお気づきのように、『ファンタスティック・フォー』は今後マーベル・シネマティック・ユニバースで待望の映画化予定。ドクター・ドゥームは『ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]』(2005)と2015年版の実写版でも描かれているが、ラトベリアの絶対君主として実写で詳しく紹介されたことはない。
「ムーンナイト」は“現在の”MCU作品には繋がらない作品であると予告されており、独立された世界観が期待されていたシリーズ。しかし、もしも『ファンタスティック・フォー』といった今後の作品への下地も作るドラマなのであれば、俄然注目しておきたい。そういえば、本シリーズの監督がムーンナイトについて「今後10年間」登場するとも語っていたが、つまりは彼が次世代MCUの牽引役になっていくということか。
「ムーンナイト」はディズニープラスで独占配信中。
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Source:Comicbook.com